
2009年05月18日
「生殖革命と親・子―生殖技術と家族Ⅱ―」(比較家族史学会監修、家永登・上杉富之編)が、日本評論社刊「法学セミナー5月号(653号)」の新刊ガイドで紹介されました!
●生殖補助技術を巡る家族・社会的合意を再考
体外受精を実施した女性が別人の受精卵(の可能性が高い)で妊娠後、人工妊娠中絶を受けていたというニュースは、皆さんも記憶に新しいのではないだろうか。生殖補助医療に関わる事件が報道されるたび、生殖補助技術を巡る家族の在り方、社会的合意の形成について議論がなされるが、その前提となる哲学や考え方について深くふれる機会はあまりないように思われる。
本書は、比較家族史学会の研究大会(2002年、2003年)におけるシンポジウム報告のなかでも、「生殖補助技術に関する近年の動向を、社会的合意の形成過程という面から検討する論考を集めたもの」である。民事法・医事法・法哲学・文化人類学等を専門とする執筆陣が、生殖補助技術を巡る家族の在り方、社会的合意形成について興味深い論を展開している。本書を通して生殖補助技術を巡る諸問題について再考し、解決の糸口を探ってほしい。(出典:「法学セミナー5月号(653号)」)
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