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写真:世界とつながる日本文学
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世界とつながる日本文学
after murakami

柴田 元幸 編

新書判 212ページ

本体:900円+税(2024年10月18日発売)

ISBN:978-4-657-24010-1

amazon.co.jp

作品概要

 国境やジャンルを越えて響き合う文学のインスピレーション。
 村上春樹が開いた扉とは何か――2023年10月、各国から小説家や芸術家が集い、現代文学と表現の最前線を熱く語り合った。国際シンポジウム(国際交流基金主催・早稲田大学国際文学館共催)を再現!
 柴崎友香、チョン・イヒョン、ブライアン・ワシントン、アンナ・ツィマ、呉明益――5人の作家の作品を抜粋して特別収録。

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

アメリカ文学研究者、翻訳家。東京大学名誉教授、早稲田大学特命教授。講談社エッセイ賞、日本翻訳文化賞、サントリー学芸賞、早稲田大学坪内逍遙大賞受賞。ポール・オースター、スチュアート・ダイベック、レベッカ・ブラウンをはじめ現代アメリカ作家の翻訳多数。文芸誌『MONKEY』(日本語版・英語版)責任編集。

目次など

はじめに――柴田元幸

第一部 五人の作家の眼
 オープニング講演――ジェイ・ルービン
 第一セッション――新しい世代の作家にとっての日本文学
  1 私にとって村上春樹が持つ意味――チョン・イヒョン
  2 文学は人生を救うことができる――ブライアン・ワシントン
  3 日本文学との出合い――アンナ・ツィマ
  4 台湾の作家たちが世界から得たもの――呉明益    
  5 私たちが文学を読む意味――柴崎友香
 パネルディスカッション

 チョン・イヒョン『三豊百貨店』(抜粋)
 ブライアン・ワシントン『ロックウッド』
 アンナ・ツィマ『ニホンブンガクシ 日本文学私 #2「アフター読」』
 呉明益『歩道橋の魔術師』(抜粋)
 柴崎友香『駅のコンコースに噴水があったころ、男は一日中そこにいて、パーカと呼ばれていて、知らない女にいきなり怒られた』

第二部 舞台・ブックデザイン・映画
 第二セッション――表現者にとっての日本文学
  1 演劇――インバル・ピント、アミール・クリガー
  2 ブックデザイン――チップ・キッド 
  3 映画――ピエール・フォルデス
 パネルディスカッション
                 
おわりに 世界とつながる日本文学~Japanese Literature in the World Today

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