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マニュアルはない。
大津波に消えたふるさとの街に立って,岩手の記者たちは何を見たか,伝えようとしたか。
記憶を未来へつなぐ,ジャーナリストたちの終わりなき闘い。
全国学校図書館協議会選定図書
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「昨秋、彼らが編んだ「風化と闘う記者たち」にある。震災1年で始めた連載は題して「忘れない」。県内の遺族を訪ねて故人の人となりを聞き、顔写真を借りて紙碑にのこす。犠牲者・不明者6千人。気の遠くなる営みである。」
2013年3月11日中國新聞「天風録」[外部リンク]
「この中には地元紙の記者でなければ書けないような,郷土への熱い思いが詰まっている。」
2013年1月4日新聞展望
「津波報道のブックレット。岩手日報、被害の風化防ぐ。」
2012年11月28日共同通信 [外部リンク]
はじめに 記憶の風化と闘う――地元新聞社は被災地と運命共同体(東根千万億)
Part 1 津波常襲地の記者たち
1 その時,記者はどう動いたか――ドキュメント3・11(川村公司)
2 街が消えた――陸前高田市を襲った津波の猛威(鈴木多聞)
Part 2 伝える役目
3 反響呼んだ避難者名簿――避難所ごとに五万人分(松尾尚人)
4 追悼企画 「忘れない」――取材の現場から(下屋敷智秀)
5 世界に広がる支援の輪――国・人種・宗教を超えて(熊谷真也)
Part 3 復興の鎚音
6 連載 「浜よ 再び」――水産三陸の再興に挑む(向川原成美)
7 被災地コミュニティーの現在――なりわいの復興(畠山秀樹)
8 遠野モデル――――官民一体の後方支援とその意義(刈谷洋文)
Part 4 支援、交流、そして自立へ
9 遺児を支える社会の手――未来への希望を紡ぎだす(菅原智広)
10 感謝の気持ちを全国に伝える――特別号外=岩手応援「ありがとう」(川井博之)
11 痛恨の津波予測――教訓を未来に(太田代剛)