暴力の正当化に抗う。見える/見えない暴力に立ち向かい,平和をつくり出すのは誰か? 一人ひとりの思考の営みを問う。
巻頭言 平和の主体になること・・・浪岡新太郎/舩田クラーセンさやか
● 依頼論文
1 平和の主体論
サバルタンとジェンダーの視点から・・・竹中千春
2 琉球の独立と平和・・・松島泰勝
3 人の国際移動とシティズンシップ
平和構築の観点から・・・宮島喬
● 依頼論考
4 原子力災害から3年目をむかえて
災害直後の社会状況と抗い・・・西﨑伸子
● 投稿論文
5 「平和的生存」をつくる学習
幡多地域における教育実践に着目して・・・阿知良洋平
6 平和の主体としての消費者市民社会
コンゴの紛争鉱物取引規制をめぐって・・・華井和代
●書評
芸術と平和の解釈学・・・佐藤壮広
(奥本京子著『平和ワークにおける芸術アプローチの可能性――ガルトゥングによる朗読劇 Hoʼo Pono Pono: Pax Pacifica からの考察』法律文化社 2012年3月)
「共に生きる」こと――他者と出会い,「あたりまえ」を疑う・・・稲垣聖子
(モハメド・オマル・アブディン『わが盲想』ポプラ社 2013年5月)
日本平和学会の研究会活動・・・日本平和学会事務局
SUMMARY
あとがき――編集後記にかえて・・・舩田クラーセンさやか/浪岡新太郎
日本平和学会設立趣意書
日本平和学会第21期役員
日本平和学会会則