俳句とハイクの世界

外国語でつくるハイクは、世界50か国以上で広がりを見せている。日本の伝統的な俳句と英語ハイクを取り上げて、主題、季語、構造などを比較文学の観点から考察する。

Ⅰ　英語ハイク覚書（ノート）

　1　英語ハイク論考
　2　「俳句的瞬間」をめぐって
　3　季語と英語ハイク
　4　切れ字と英語ハイク

Ⅱ　俳句の伝播と国際化

　1　俳句の紹介と英訳
　2　世界のハイク
　3　世界ハイク大会
　4　俳句国際化の途上で
　5　R・H・ブライスの『俳句』
　6　R・H・ブライス顕彰の日
　7　R・H・ブライス先生
　8　J・W・ハケットさんを迎えて
　9　俳句とアイルランド

Ⅲ　俳句とハイクの接点

　1　俳句・ハイクと擬人法
　2　クレメント・ホイトのハイク
　3　俳句とハイクの懸橋　その一
　4　俳句とハイクの懸橋　その二
　5　ロンドン便り

Ⅳ　海外詠と風土・季語

　1　海外俳句をどう詠むか
　2　高浜虚子の外遊
　3　季題と西洋人
　4　虚子と国際歳時記
　5　英国の風土と季語

Ⅴ　二人の現代俳人

　1　阿波野青畝の技巧
　2　川崎展宏の二句集

Ⅵ　現代アメリカ詩と俳句

　1　ロバート・ブライ
　2　レックスロスとレトキ