『ハムレット』への旅立ち大井邦雄編 A5判 296ページ 本体 2,800円+税 ISBN:978-4-657-00930-2 |
時代ごとに新しい表情を見せる『ハムレット』。12人の執筆者が、舞台・映画・絵画・心理学・受容史などをテーマにして、『ハムレット』を読んだことのない人にも分るように魅力と謎にせまる。
はじめて『ハムレット』に触れる人のために・・大井邦雄
Ⅰ
1 『ハムレット』演習・・大井邦雄
2 映画のなかのハムレットたち・・岩本憲児
3 黒衣の王子と水の処女・・喜多崎 親
4 心理学からみたハムレット・・深澤道子
Ⅱ
5 『ハムレット』と日本の近代作家・・中島国彦
6 六代目菊五郎とハムレット・・古井戸秀夫
Ⅲ
7 フランスの舞台におけるハムレット・・佐藤実枝
8 父親を失った息子たち・・野中 涼
9 ドイツのハムレット・・岡田恒雄
10 スマローコフのハムレット・・柳 富子
11 二〇世紀ロシアのハムレット・・井桁貞義
コラム1~5・・笠羽映子