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写真:スウェーデン議会史
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スウェーデン議会史

スティーグ・ハデニウス、岡沢憲芙監訳/木下淑恵・渡辺慎二訳

A5判 248ページ

品切れ

ISBN:978-4-657-08101-8

作品概要

デモクラシーへの歩み。世界でも稀に見る安定した議会はどのようにして誕生したのか15世紀の議会開設から現在に至るまでの波瀾に満ちた経緯を貴重な史料と図版を交えて描く。

目次など

第1章 スウェーデン議会――多面的考察

 国家団結の祝典
 不穏な時代の安定

第2章 議会なしの代表

 中世のスウェーデン
 代表制の始まり
 国王選挙
 王国会議と有力者会議
 ティング
 市場と定期市
 議会への一歩
 グスタフ・ヴァーサと議会

第3章 ヴァーサ時代の議会――王の道具

 グスタフ・ヴァーサと国民
 スウェーデンが世襲の王国となる
 身分制議会がその権力を示す
 国王と議会

第4章 大国の時代の議会

 議会が組織される
 上訴による影響
 クリスティーナ女王治世下の議会
 新しい領土
 議会から条件を出された摂政団
 カール王の絶対制
 貴族,聖職者,市民と農民
 不平を言いながらの出席
 有力者会議の経費

第5章 自由の時代――スウェーデン議会の黄金時代

 議会による権力の掌握
 国民の代表
 上訴
 アルヴィット・ホーンの統治
 主導権を握るハット党
 ダーラナの反乱
 政党が中央舞台へ
 政治危機と転覆未遂
 目まぐるしい政権交代
 全盛期か凋落か

第6章 無力の時代から権力分立の時代へ

 留保を伴った独裁制
 戦争と専政を超えた忠誠心
 国王暗殺と無血クーデタ
 1809年の統治法

第7章 時代遅れの身分制議会

 ベルナドッテが指揮をとる
 自由主義の反対派
 再開された代表制の議論
 新しい国王なのに古いままの議会
 革命の風潮
 ようやく二院制議会

第8章 デモクラシーと議会主義に向けて

 新しい議会での活気のない議論
 増える政党活動
 連合の解消と選挙権改革
 王宮中庭の危機
 デモクラシーと議会主義
 少数等政権と強力な委員会
 政治システムの変更

第9章 現代の議会
 ペール・アルビンとブラムストルプ
 強力な連合政権
 戦時下の議会
 与党,社会,民主党
 憲法が焦点となる
 一院制議会が導入される
 ブロック・ポリティクスの時代

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