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写真:全契約社員の正社員化
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全契約社員の正社員化
私鉄広電支部・混迷から再生へ(1993年~2009 年)[新装版(ソフトカバー)]

河西 宏祐

A5判 302ページ

本体 4,800円+税(2012年7月25日発売)

ISBN:978-4-657-12014-4

amazon.co.jp

作品概要

「広電現象」
2009年、「広電現象」とよばれる社会現象が巻き起こった。広島に本社を置く広島電鉄の労働組合が、この年の春闘において、「全契約社員の正社員化」という成果を獲得したというニュースが全国を駆け巡ったのである。その労働組合の名前は、私鉄中国労働組合広島電鉄支部という。
「第Ⅰ部 混迷」では、約40年間にわたって分裂状態にあった同社の2つの労働組合が統一を果たし、新たな広電支部が誕生した1993年から、経営側にたいする反攻に転じた2002年までの約10年間を扱っている。この約10年間、広電支部は経営側からの激烈としか言い様の無いほどの激しい経営合理化攻勢にさらされ続け、組合内は混迷の極みにあった。
「第Ⅱ部 再生」では、苦境のなかから支部が反転のきっかけをつかみ、2009年の「全契約社員の正社員化」を実現するまでの再生過程を扱っている。

【教科書・参考書指定】 広島大学

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

【『CAMPUS NOW』 早稲田大学広報 通号第197号(2011年7月15日発行)(早稲田大学広報室広報課)の「Books」のコーナーで「今号のオススメ」として本書を紹介】
【『早稲田学報』1191(2012年2月号)(早稲田大学校友会)の「本と本棚」に書評掲載。評者:鎌田慧氏(ルポライター)】

目次など

序章 「広電現象」とは何か
1.「広電現象」
2.研究目的
3.広島電鉄会社の労働組合
4.「広電現象」の前提
5.本書の構成
6.初出誌

第Ⅰ部 混迷-規制緩和・経営合理化-

第1章 労働強化(変形労働時間制)(1993年~1996年)
1.はじめに
2.発端
3.背景
4.経過[Ⅰ]-経営体質改善-
5.経過[Ⅱ]-経営体質改善・労働時間短縮のセット論-
6.争点
7.展開
8.おわりに

第2章 人件費削減(1996年~2002年)
1.はじめに
2.概要
3.規制緩和の準備期(1996年~2000年)
4.規制緩和の直前(2000年~2002年)
5.おわりに

第Ⅱ部 再生-全契約社員の正社員化-

第3章 非正規社員の組織化(2002年~2006年)
1.はじめに
2.概要
3.背景-規制緩和と「バス部門の分社化」-
4.発端-契約社員制度の導入-
5.展開-「採用3年後の登用制度」-
6.展望-契約社員制度の廃止に向けて-
7.おわりに
 
第4章 新賃金制度の創設(2006年~2009年)
1.はじめに
2.前提
3.組合A案(原型)
4.会社案(組合A案の具体化)
5.組合B案(会社案の修正)
6.組合C案(組合B案の修正)
7.決着(全契約社員の正社員化)
8.「新賃金制度の創設」の意義・課題
9.おわりに

終章 「広電現象」が示すもの
1.要約
2.結論
3.特殊性と普遍性
4.今後の研究課題

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