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写真:「賢い愚か者」の未来
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「賢い愚か者」の未来
政治、経済、歴史、科学、そして人間――「深層」へのアプローチ

大塚 耕平 著

四六判 528ページ

本体 2,500円+税(2018年2月1日発売)

ISBN:978-4-657-18001-8

TSUTAYA
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MARUZEN & JUNKUDO
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作品概要

【「あとがき」より】
 言語、科学、文化、宗教等の文明を生物の中で人間だけが有しているのは、人間が最も優れた生物である証ではない。最も愚かな生物であるが故に、人間だけに言語、科学、文化、宗教等の文明が授けられ、その愚かさの源である欲を制することが課されたと受け止めるべきであろう。
 しかし、現実には、その言語で罵り合い、科学で殺戮兵器をつくり、芸術作品を奪い合い、宗教ですら争うことがある。人間はかくも愚かな存在、「賢い愚か者」である。「賢い愚か者」の未来は、どこに向かっているのだろうか。

「経済学や仏教研究の著作を重ね、哲学的な思索を深める著者が「現時点での到達点」と位置付けた大著。」2018年6月6日 中日新聞「みんなの本」にて紹介。

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

1959年、名古屋市生まれ。
愛知県立旭丘高校、早稲田大学政治経済学部を経て、1983年、日本銀行入行。在職中に早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程修了。博士(学術)。専門はマクロ経済学。2000年、同行退職。2001年、参議院議員に初当選。内閣府副大臣、厚生労働副大臣、中央大学大学院公共政策研究科客員教授、早稲田大学総合研究機構客員教授(現職)、藤田保健衛生大学医学部客員教授(同上)等を歴任。日本財政学会、地方財政学会、公共政策学会、公共選択学会に所属。
著書に『公共政策としてのマクロ経済政策』『3.11大震災と厚労省』『ジャパン・ミッシング』など。仏教研究家としても活動。著書に『弘法大師の生涯と覚王山』『仏教通史』『四国霊場と般若心経』。

目次など

 まえがき

第1章 「正しい」とは何か
 人間という生物
 女王と王様
 議論の前提
 経済学の正体
 二一世紀の難問

第2章 「正義」とは何か
 世界の構造
 人間の歴史
 国際政治の現実
 フロンティア

第3章 歴史の真実
 米国の相克
 中国の野望
 EUの迷走
 中東の憂鬱
 固有文明の日本

第4章 対立と同調
 公共政策とは何か
 世界の持続可能性
 対立の迷路
 正義のマジック
 同調の悲劇
 人間の限界

第5章 「中道」のすすめ
 何が「正義」か
 何が「中道」か
 「錯視」の論理学
 相対的最善解

第6章 科学の功罪
 シンギュラリティ
 パンドラの箱
 財政ファイナンス

第7章 人間の宿命
 議論の重要性
 人間とは何か

 あとがき

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