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ホーム > 歴史・哲学 > 近代日本の国家政治

写真:近代日本の国家政治
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近代日本の国家政治
ナショナリズムと歴史認識

堀 真清 著

四六判 ハードカバー 389ページ

本体 2,800円+税(2015年10月5日発売)

ISBN:978-4-657-15013-4

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作品概要

❝やむなく機先を制す❞――。
自衛という美名のもとにアジア各地への侵略をくり返した日本。
その時、為政者・知識人・民衆は何を考え、どう行動したのか。
海外への軍事行動を可能とする政策が推し進められている今、私たちは歴史から何を学ぶべきか。
350点にも及ぶ文献・史資料に残された当事者の発言をもとに、ファシズム研究の第一人者が書き下ろしたもう一つの日本政治史。
中国・韓国でも翻訳出版決定。

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

早稲田大学大学院政治学研究科教授。『西田税と日本ファシズム運動』(岩波書店、2007年)、『大山郁夫と日本デモクラシーの系譜―国家学から社会の政治学へ―』(岩波書店、2011年)、『原典でよむ日本デモクラシー論集』(岩波書店、2013年)など著書多数。

目次など

第1章 ナショナリズム・歴史認識問題・国家理性とデーモン
 ナショナリズム/歴史認識問題①従軍慰安婦問題、②南京事件、③国内消費用ナショナリズム/国体/国家理性とデーモン/日本近代史上のデーモン

第2章 指導者の特性――陸奥宗光から東條英機まで
 佐久間象山と吉田松陰の危機意識/西郷隆盛と征韓論/山縣有朋の主権線・利益線論/陸奥宗光と日清戦争/日露戦争/韓国併合/対支二一ヶ条要求/満洲事変/満蒙と石原莞爾の構想/戦争を以て戦争をやしなう/満蒙占領論から独立論へ/総理若槻礼次郎とやむをえず支弁/東條英機と大東亜戦争/石ころ東條と戦陣訓/海軍の要求―国家生存権と第二次ロンドン海軍軍縮会議への対応/海軍のいたし方なし開戦と先手必勝/木戸幸一尋問調書にみる天皇

第3章 知識人の諸類型――福沢諭吉から近代の超克論者まで
 日清戦争と福沢諭吉の望外の幸せ/対露危機感とナショナリズム―『石光真清の手記』/大正期の危機感と膨張のナショナリズム―徳富蘇峰の『大正の青年と帝国の前途』/満洲事変・建国と金井章次ならびに笠木良明/昭和戦時期のナショナリズム―石川達三『包囲された日本』/支那学者加藤虎之亮―中国文化保護のための膺懲・義軍/国文法学者山田孝雄―撃ちてしやまむ/軍国評論家武藤貞一・池崎忠孝―老いたる英国、ライオンの日本/京都学派―道義的生命力/亀井勝一郎や小林秀雄らの近代の超克

第4章 知識人の陥穽――三木清・尾崎秀実・大川周明
 盧溝橋事件と近衛内閣の三つの声明/昭和研究会・蠟山政道/三木清の時務論、陥穽/尾崎秀実―東亜協同体論批判、敗戦主義、南進論/細川嘉六の革命中国論/大川周明の大東亜建設論/津田左右吉の大川らへの批判と驕り/ソロヴィエフと大川の戦争哲学/H・コットンと大川のインド論/大川の陥穽/ナショナリズムの予言者ドフトエフスキー

第5章 民衆――軍隊と遺書
 開戦の日―詩人と大政翼賛会/軍隊と兵士―火野葦平・伊藤桂一・古山高麗雄/軍隊と高級軍人/手塚治虫と『ゆきゆきて、神軍』/召集・徴兵忌避/軍隊と差別/特攻と指揮官の病理的ナショナリズム/遺書の諸類型―武人型・阿鼻叫喚型・アジア解放型/遺書にみる苦悩と抗議/家族・預金通帳・皇国の家/正統的なナショナリズム/敗戦/東京裁判とキーナン検事/東京裁判とパール判事

主要引用文献一覧

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