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ホーム > ジャーナリズム, 新刊案内 > データが切り拓く新しいジャーナリズム

写真:データが切り拓く新しいジャーナリズム
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データが切り拓く新しいジャーナリズム
「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座2023

瀬川至朗 編著

四六判 232ページ

本体:1800円+税(2023年12月15日発売)

ISBN:978-4-657-23015-7

TSUTAYA
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作品概要

近年注目されている、オープンデータを活用するデータジャーナリズムの最前線がわかる、早大人気講座「ジャーナリズムの現在」の講義録。SNS、統計、衛星画像などの膨大なデータから、どのように分析、調査、取材をしていけばいいのか。調査報道やOSINTの活用事例、ファクトチェックについて取り上げる。さらに、データジャーナリズムの現場を知り、未来を考えるシンポジウムを収録。
そして、これからのジャーナリストに必要な問題意識とは。埋もれた真実に辿り着いた、テニアン島の日本人移民の壮絶な戦争体験、占領期の米軍基地被害、北方領土問題をそれぞれ長年にわたり取材したジャーナリストたちから学ぶ。

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

瀬川 至朗(早稲田大学 政治経済学術院教授)
鷺森 弘(日本経済新聞 社会・調査報道ユニット 調査報道グループ長)
善家 賢(NHK プロジェクトセンターチーフ・プロデューサー)
井上 幸昌(日本テレビ 報道局「真相報道バンキシャ!」チーフプロデューサー)
太田 直子(フリー映像ディレクター)
前島 文彦(山梨日日新聞 編集局社会部長)
渡辺 玲男(北海道新聞東京支社 報道センター部次長)
山崎 啓介(朝日新聞 編集局デジタル企画報道部)
荻原 和樹(Google News Lab ティーチング・フェロー)

目次など

はじめに  (瀬川至朗)

講義 ジャーナリズムの現在
 1 国の公開情報を調査報道に生かす――「国費解剖」が解き明かした政府予算の病巣
  (鷺森 弘)
 2 テレビにおけるデジタル調査報道の可能性――ミャンマー軍の弾圧の実態に迫る
  (善家 賢)
 3 VUCA時代のジャーナリズム――ファクトチェックの取り組み(井上幸昌)
 4 戦争体験者の声を残したい――ドキュメンタリーの現場から(太田直子)
 5 基地問題「わがこと」とするために――北富士演習場と沖縄、地元紙の役割は
  (前島文彦)
 6 「北方領土」取材から考える新聞の役割――安倍政権の対ロシア外交とウクライナ侵攻
  (渡辺玲男)

討論 データ時代の調査報道を考える
 シンポジウム データジャーナリズムとは何か――データ分析と可視化報道の現在地
 (山崎啓介、荻原和樹)
 社会科学方法論とデータジャーナリズム(瀬川至朗)

あとがき(瀬川至朗)

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