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この本は、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)において「世界をちょっとでもよくしたい」とボランティア活動に取り組んでいる早大生たちの物語である。
「ストリートチルドレンを助けたい」と訪れたマレーシア。そこにはかわいそうなはずの子どもたちは居なかった。特別だと思っていたドメスティック・バイオレンスの被害。それは私たちの問題だった。悲しみに満ちていると思っていた中国のハンセン病回復村。そこにあったのは村人の笑顔だった。そんな世界の現実を丸ごと体験する大学生たちが紡ぐ躍動感溢れるボランティア物語。困難があってもあきらめない、新しいことに果敢に挑戦する、つらいことにもうれしいことにも涙も流す。そんな等身大の若者たちの成長の軌跡。彼らを支える教員によって描かれている一冊。
【読売新聞2010年5月13日朝刊(くらし面)に紹介記事掲載】
目次
●プロローグ……学生を支える覚悟
●WAVOCのはじまり
●「しあわせ」に向き合う
・「しあわせ」ってなんだろう
・ストリートチルドレンを助けたいんです
・「仕合せ」の意味を教えてくれたマンタラナウ村
・与え与えられるボランティア
●「暴力」に向き合う
・自分にも起こること
・「本当にグループワークは大変だ」
・「あの作品を世に出すためなら、私は頑張りたい」
●「差別」に向き合う
・WAVOC発ハンセン病問題プロジェクト
・WAVOCハンセンプロジェクトの源流
・ハンセン病問題から学ぶとは……
・WAVOCブックレットやその他のご紹介
●エピローグ……生き生きとした活動と支援する教職員