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写真:政治コミュニケーションを理解するための52章
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政治コミュニケーションを理解するための52章

Darren G. Lilleker 著、谷藤悦史 監訳

A5判 304ページ

本体 3,500円+税

ISBN:978-4-657-11003-9

amazon.co.jp

作品概要

政治とメディアの関係と相互作用を理解するための基本的で重要なコンセプトを選択して解説。今日の政治世界への理解を深めたい,政治コミュニケーションについて知りたい人々への導入書。

【教科書・参考書指定】早稲田大学政治経済学部

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

この本をうまく使ってクールな市民になろう
監訳者 早稲田大学政治経済学術院教授 谷藤 悦史
…記述は,読んでくれた方が,可能な限り理論的かつ現実的に,政治コミュニケーションを理解できるように努めた。現今に生じた政治的事件を取り入れられているが,原本が英国で出版されているために,その中心はヨーロッパの政治事象が中心となっている。日本の事象を広く取り入れるべきではあるが,基本的なコンセプトと原本の内容を正確に読者に伝えたいということからそれを行わなかった。ヨーロッパの政治事象が多く取り上げられているが,日本の政治にも同様の事例が散見しよう。最近の我が国の政治を見ながら,ここに紹介されているコンセプトに近い事例が多々あることを確認して欲しい。新聞を読み,テレビを見て,インターネットを探索すれば、政治がメディアをどのように利用し,他方でメディアが政治をどのように扱っているかも分るであろう。それらをより深く理解するために,この本で紹介されているコンセプトは有用であると思う。この本をもとに,今日の政治をよりよく理解して,賢明な政治行動を作り出して欲しい。(本文より)

目次など

まえがきと謝辞

この本をうまく使ってクールな市民になろう



民主主義国家
(The Democratic State)

政治コミュニケーションの歴史と手法

政治コミュニケーションの機能とコンテクスト

政治コミュニケーションの受容

政治コミュニケーションを理解する

***

美化
(Aestheticisation) 議題設定(Agenda-Setting) 

アメリカ化/専門化
(Americanisation/Professionalisation) 視聴者(Audiences) 

真正性
(Authenticity) ブランド・ブランド化(Brands/Branding) 

ブロードキャスティング・ナローキャスティング
(Broadcasting/Narrowcasting) 

キャンペーン
(Campaigns/Campaigning) 市民社会/公民社会(Civil/Civic Society) 

消費主義/消費主義化
(Consumerism/Consumerisation) 冷笑主義(Cynicism) 

脱政党化
(Dealignment) 皮相なものへの置き換え(Dumbing Down) 

E代表/E政治
(E-representation/E-politics) 選挙の専門化(Electoral Professionalism) 

情緒化
(Emotionalisation) フレーミング(Framing) グローバリゼーション(Globalisation) 

ヘゲモニーモデル
(Hegemonic Model) イデオロギー(Ideology) イメージ(Image) 

情報補助/補助情報供給
(Information Subsidies) インフォテイメント(Infotainment) 

正当性/正当化
(Legitimacy/Legitimisation) つくられた合意(Manufactured Consent) 

メディア民主主義
(Media-Centered Democracy) メディア効果(Media Effects) 

メディア化
(Mediatisation) メッセージ(Message/Messages) ネガティビティ(Negativity) 

ニュース管理
(News Management) ニュース価値(News Values) パッケージ化(Packaging) 

恒常的キャンペーン
(Permanent Campaigning) 政治広告(Political Advertising) 

政治マーケティング
(Political Marketing) ポピュラーカルチャー(Popular Culture) 

ポピュリズム
(Populism) プロパガンダ(Propaganda) 擬似イベント(Pseudo-Events) 

PR民主主義
(Public Relations Democracy) 公共空間(Public Sphere) 

代表
(Representation) レトリック(Rhetoric) セグメント化(Segmentation) 

サウンドバイト/サウンドバイト文化
(Soundbite/Soundbite Culture) 

情報源―レポーター関係
(Source-Reporter Relations) スピン/スピンドクター(Spin/Spin-Doctor) 

技術決定論
(Technological Determinism) テロリズム(Terrorism) 

利用満足理論
(Uses and Gratifications Theory) 

ヴァーチャル政治/ヴァーチャル共同体
(Virtual Politics/Virtual Communities)

***

監訳者 あとがき

重要語句索引

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