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2012年春,岩手県大槌町で開かれた早大・清華大,日中両大学によるワークショップ。住民・行政も参加するワークショップならではの対話・発見・提案の循環モデルで,遅々として進まない復興の現状を打破する。《全国学校図書館協議会選定図書》
プロローグ 復興計画に文化の風を(中川 武)
1 大震災で喪われたものと遺されたもの
2 復興計画におけるハードとソフト――様々な意匠の自覚
3 ワークショップに求められるもの
第1章 共同研究会(伊藤瑞季)
1 共同研究会の必要性
2 どのように行われたか
第2章 事前調査(田淵奈央)
1 事前調査とオープンレクチャーの大切さ
2 早稲田大学チームの調査
3 清華大学チームの調査
4 オープンレクチャー
第3章 発見と住民との意見交換(宮澤秀輔・江崎信貴)
1 ワークショップの過程での気づきと発見
2 住民への発表と意見交換――各グループの作品
第4章 提案(中川 武)
1 清華大学からの提案
2 早稲田大学からの提案
3 まとめ――復興計画に必要な持続的広域協力
あとがき