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写真:戦後日本の対外文化政策
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戦後日本の対外文化政策
1952年から72年における再編成の模索

牟 倫海 著

A5判 390ページ

本体 5,000円+税(2016年3月5日発売)

ISBN:978-4-657-16701-9

TSUTAYA
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作品概要

 日本の対外文化政策についての研究は、戦前と1972年以降(国際交流基金の時代)を対象としたものが多く、1945~72年までの日本の対外文化政策に関する体系的研究は比較的少ない。しかし、この時期は、文化国家を掲げた対外文化政策が構想のままに終わった占領期、戦前の継承に止まり独自の文化政策を打ち出せなかった講和直後、戦後独自の対外文化政策が始動・展開した経済復興期、経済大国となり対外文化政策の理念を大幅に修正した転換期という、日本の対外文化政策を検討するには欠かせない時代である。
 本書は1945~72年における戦後日本の対外文化政策の構想・継承・始動・展開・転換というそれぞれ時代の特徴の検討を通じ、今日注目を浴びている日本の文化影響力がどのような経緯で生まれたのか、歴史的文脈に沿って体系的に明らかにする。

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

1985年、中国湖北省に生まれる。2009年、中国武漢大学哲学学部卒業。2011年6月、中国武漢大学大学院(国際関係史)修士課程修了。2014年9月、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科(国際関係学)博士後期課程修了、博士(国際関係学)を取得。現在、中国武漢大学歴史学院ポスドク・ファコティ・フェローシップ・プログラム。
専攻は対外文化政策、国際文化交流論。

目次など

序 章

第1章 占領下の対外文化政策構想
 第1節 戦後日本の対外文化政策の原点――文化国家構想
 第2節 占領下の対外文化事業の現状と意義

第2章 中央対外文化機関における制度・政策の変遷(1952-72)
 第1節 対外文化政策の再開(1952-56)
 第2節 経済協力のための文化協力の対外文化政策(1957-64)
 第3節 国際政治面における潤滑油としての対外文化政策(1965-72)

第3章 対外文化政策における国別的展開――対米文化政策を中心に
 第1節 戦後米国の対日文化政策概観
 第2節 対米日本伝統文化の紹介――1952-61年の対米文化政策
 第3節 日米文化協調体制の設立――カルコンの発足
 第4節 日米文化協調体制の模索――第1-6回カルコン会議(1961-72)

第4章 対外文化政策における冷戦的特徴――対ソ文化政策を中心に
 第1節 戦後ソ連の対日文化政策概観
 第2節 対ソ文化政策の変遷――政府間文化協定に関する日ソ交渉(1957-72)
 第3節 日ソ民間文化交流の変遷――日ソ協会を中心に

第5章 国際文化交流団体の活動――戦後KBSの軌跡を中心に
 第1節 戦後日本の国際文化交流団体概観(1952-72)
 第2節 戦後KBSの理念
 第3節 戦後KBSの人事・組織構成
 第4節 戦後KBSの財政状況と組織変革構想――国際文化交流基金構想を中心に
 第5節 戦後KBSの対外文化事業の展開

第6章 対外文化政策の本格化――国際交流基金の設立
 第1節 国際交流基金構想の提出
 第2節 国際交流基金の成立――対外文化事業の民間化・自主化とその限界

終 章

 参考文献
 付  録
 あとがき
 索  引
 英文要旨

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