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ホーム > 新刊案内, 歴史・哲学 > 評伝 中野正剛

写真:評伝 中野正剛
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評伝 中野正剛

室 潔 著

四六判 227ページ

本体:2,200円+税(2022年1月15日発売)

ISBN:978-4-657-21021-0

TSUTAYA
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作品概要

 早稲田大学出身のジャーナリスト・政治家、中野正剛(1886-1943)。筋金入りのリベラリストとして知られながら、ヒトラーやナチスに傾倒。その一方で、日本の軍部独裁を厳しく批判し、東条英機内閣の転覆容疑で逮捕された後、割腹自殺を遂げた。
 大衆とともにあろうとし続けた稀代の政治家の足跡と、一見矛盾とも見える数々の行動の背景にあった政治理念を、中野自身の著作や緒方竹虎など知人の証言から読み解く。戦前の日本政治史研究に一石を投じる書。
 
 

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

早稲田大学名誉教授。
1940年生まれ。1963年、早稲田大学第一文学部史学科卒業後、同大学大学院文学研究科に学ぶ。1970年~1972年、DAAD奨学生としてドイツ連邦共和国ハイデルベルク大学に留学。1978年、文学博士(早稲田大学)の学位を取得。
主な著書:『宗教政党と政治改革――新たなドイツ現代史像の素描――』(早稲田大学出版部、1977年)、『ドイツ軍部の政治史――一九一四~一九三三――』(早稲田大学出版部、1989年)。

目次など

まえがき

第一章 ヒトラー礼讃の意味
  
第二章「先輩凌轢」──犬養との訣別

第三章 東條弾劾 

第四章 対支政策論──日中友好の模索

第五章 もう一つの目眩まし――『人間中野正剛』は「友情の書」か   

あとがき 
  
初出一覧

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