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写真:ライフキャリア支援の実践と理論
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ライフキャリア支援の実践と理論
越境的学びがもたらす成長とつながり

広瀬 由美子 著

A5判 276ページ

定価:5,000円+税(2026年6月8日発売)

ISBN:978-4-657-26803-7

amazon.co.jp

作品概要

 現在の日本では、働き方の多様化・就業期間の長期化により人生の転機にたびたび立たされることが多くなっている。マルチステージ化とともにキャリア選択が自由になる一方、それは人生における迷いの原因ともなる。本書では、そのような迷いを解消するためには主体的な選択を可能にする確かなアイデンティティの形成が必要であるという視点から、そのための支援を考える。
 もっとも重要なのは、組織や立場、世代を越えた他者と関わる「バウンダリーレスな学習環境」での学び直しの機会である。生涯学習やキャリアデザイン、学習支援に関わる理論を改めて検討するとともに、成人女性や専門学校生、ミドルシニア世代など、幅広い人々を対象として行ったプログラム実践の報告を収め、越境的環境を構築するための指針を提示する。

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

東京大学大学院情報学環特任研究員、博士(人間科学)。
株式会社電通にて管理部門・営業部門を経て、事業開発部門で産官学連携プロジェクトを多数手がける。在職中は写真家としても活動し国内外で個展を開催。社会人学生として京都芸術大学大学院芸術研究科(通信教育)で地域のフィールド調査に基づく映像と写真による修士研究をまとめ2014年修了。2015年に地方移住促進プロジェクトを立ち上げ「越境的学び」の効果に着目。2020年退社・独立、2022年早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、2024年より現職。「越境的学び」を促す学習環境とライフキャリア形成について、プレイフルネスの視点から研究している。

目次など

まえがき

序 章 問題の所在と構成
 第1節 研究の背景
 第2節 本書の目的と構成

第Ⅰ部 先行研究と理論
 第1章 生涯学習とライフキャリア
  第1節 21世紀に必要なコンピテンシーとライフデザイン
  第2節 成人の学習環境と越境的志向
  第3節 実践共同体の学習メカニズムとアイデンティティ

 第2章 ライフキャリア発達指標としての自己成長主導性
  第1節 自己成長主導性と尺度
  第2節 「資源の活用」因子と共同体感覚
  第3節 ライフステージとアイデンティティに応じた自己成長

 第3章 質的キャリア・アセスメントと他者との相互作用
  第1節 省察とグループワーク
  第2節 キャリア理論と学習理論
  第3節 ライフキャリア学習支援プログラムの先行事例

第Ⅱ部 越境的活動がライフキャリア発達に与える影響
 第4章 越境的活動関与者の学習に対する意識と行動
  第1節 実践共同体に関わる成人の学び直し促進・阻害要因と学習行動
  第2節 実践共同体に関わる成人の過去成長体験の表出
  第3節 地域・社会貢献活動への関与と学習行動との関連
  第4節 本章のまとめ
  付 録

 第5章 越境的活動とライフキャリア発達との関連
  第1節 越境的活動が自己成長主導性に与える影響
  第2節 自己成長主導性尺度「資源の活用」因子の特性
  第3節 本章のまとめ
  付 録

 第6章 越境的な相互作用が省察に与える影響
  第1節 ココロミプログラムの開発と予備調査
  第2節 ライフキャリア学習プログラムの実践と評価
  第3節 本章のまとめ
  付録1
  付録2

第Ⅲ部 越境的活動と生涯学習の接合
 第7章 女性の学び直しとライフキャリア支援
  第1節 成人女性の成長経験表出と学び直しとの関連
  第2節 シングルマザーの自立とキャリア支援に有用な要素
  付 録

 第8章 越境的環境を生かしたライフキャリア支援プログラム
  第1節 専門学校生の小学校教授体験プログラムへの参加プロセス
  第2節 映画を活用した学生とミドルシニアの多世代交流型ワークショップ
  付 録

終 章 総括と展望
 第1節 研究の総括
 第2節 今後の展望

あとがき
参考文献
付  記
索  引
英文要旨

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