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比較福祉政治宮本太郎編 A5判 278ページ 本体 3,200円+税 ISBN:978-4-657-06820-0 |
日本を初め先進工業国では、社会保障や福祉が政治的争点として急速に注目され始めている。右肩上がりの経済成長が望めなくなった現在、福祉国家はどこへ向かうのか。
日本、イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン等の取り組みを分析し、福祉政治の動向を明らかにする。
Ⅰ戦略の刷新
第1章 「第三の道」以後の社会民主主義と福祉国家/近藤康史
第2章 ポスト新保守主義時代の保守政治/野田昌吾
第3章 政治的党派性とサプライサイドの福祉政策/眞柄秀子
第4章 福祉国家の再編と言説政治/宮本太郎
Ⅱアクターの変容
第5章 ジェンダー平等・言説戦略・制度改革/田村哲樹
第6章 労働運動の変容/篠田徹
第7章 フランスにおける新しい右翼/畑山敏夫
Ⅲ制度の転換
第8章 福祉国家レジームの変容/渡辺博明
第9章 コーポラティズムの復権?/井戸正伸
第10章 福祉国家と移民/水島治郎
第11章 イギリス福祉国家の変容と多層的ガヴァナンス/小舘尚文