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異文化の人々が互いに認め合い興味を抱きあう世界なるために私たちは何をすべきか。「文化の境界」「境界の文化」を視点とした異文化コミュニケーション論。
文化は常に<境界>の上に成立しているのかも知れません。現代の日常のリアルは、<境界>が姿を変えて不意に姿を現すところにあるのかも知れません。コンフリクトを越えて、自文化中心主義を脱し、世界の文化の多様性を知り、なおかつ普遍的な人類的価値を追及することが現代人には求められているでしょう。
あなたの隣にいる人は異文化です。が、事態はさらに深く、あなた自身が何らかの<境界>の上にいるのかも知れません。<私と境界>というテーマこそが究極の問いかけかも知れません。
本書をきっかけとして「文化の境界」「境界の文化」を見つめる目を獲得し、異文化の人々が互いに境界を意識しつつ認め合い、興味を抱きあう世界を、未来に向かって構想していきましょう。