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早稲田大学オープン教育センター「平和学」ゼミにおける各界ゲストスピーカーの熱い講義を再現。21世紀の平和がさまざまな「構造的暴力」を克 服することによってこそ実現するという最近の平和学の積極的平和の理念が,諸分野で活躍する講師たちの「論ずれば争う,働けば和す」という行動の 経験に基づき,生き生きと展開される。心の平安を通じて隔ての壁をのりこえた記録集でもある。
君も現代の龍馬になれる!
「国際情報通信の発展により国境の壁が低くなった現在,本書は明日の世界の主人公が君たち市民一人ひとりであること,君には何ができるのかを具体的に教えてくれる」 広島市長 秋葉 忠利(帯より)
★被爆国という被害者意識だけでは平和を語れないと考えさせられました ★イラク帰還兵のアメリカ人が,憲法9条をそらんじていて,「世界の宝だ」と言ったことの意味がわかった ★私の視点が社会を変える鍵になるかもしれないと勇気が出ました ★「未来は楽観主義者のものである」という言葉を支えに,私も視野の広い新聞記者になりたい・・・・本文「学生のコメント」から
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第1章 平和と国際情報通信
―「 隔ての壁」の克服 加納貞彦
第2章 平和への方向転換
― 復讐願望から償い志向へ 本間 勝
第3章 学生ボランティアから学ぶ平和構築
― 論ずれば争う、働けば和す 石戸 充
第4章 憲法問題と平和
― 心に平和の砦を 藤末健三
第5章「 内なる壁」と「外なる壁」
― 東アジアと大原總一郎研究 兼田麗子
第6章 無極化する世界と二一世紀の平和
― 報道と国連の現場で 野村彰男
第7章 「 構造的暴力」に立ち向かう
― 東チモールから埼玉県へ 山川百合子
第8章 青年海外協力隊の一員として
― 新疆ウイグル自治区で日本語を教える 矢田部治子
第9章 マスメディアと「隔ての壁」
― 日韓の大衆文化交流の広がり 全容均ステファン