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漱石の東京(II)武田勝彦 四六判 290ページ 本体 2,800円+税 ISBN:978-4-657-00207-5 |
漱石の中期・後期の小説「門」「こゝろ」「明暗」など6作品の舞台となった明治の東京を取り上げる。小説の登場人物とともに街を歩き、物語の世界を探索する。
門
故郷東京への回帰
宗助と神田・牛込・小日向
脇役と銀座・新橋・麹町・月島
東京っ子の生き方
彼岸過迄
隅田川べり
神田小川町界隈と市電
漱石山房―菩提寺―火葬場往還
行人
暗い番町
希望つなぐか、富士見町
二郎の生活領域
こゝろ
年立て
小石川表町界隈
本郷・下谷散策
明治のエートス
道草
駒込追分町往還
四ツ谷津の守坂と姉夫婦
内藤新宿・浅草往還
明暗
新婚家庭の在処
金剛寺坂周辺の岡本家
都大路の夜景