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ホーム > 文学・芸術, 新刊案内 > 村上春樹と魯迅そして中国

写真:村上春樹と魯迅そして中国
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村上春樹と魯迅そして中国

藤井 省三 著

新書判 260ページ

本体:900円+税(2021年12月21日発売予定)

ISBN:978-4-657-21019-7

amazon.co.jp

作品概要

村上春樹の文学世界を読み解く「記号」は中国であると考える著者が、「猫好きの村上春樹」と「猫嫌いで小鼠好きの魯迅」を照らし合わせることで、二人の文学世界を掘り下げる本書。 手掛かりは「魯迅」と「父親の中国戦線従軍体験」。そして「中国文化の村上受容」と「高橋和巳」。 比較文学的手法を駆使する著者にいざなわれ、村上文学の深淵をのぞくとき、その先には別の深甚なる世界が待ち受けていた―。村上が中国をどう見て、中国が村上をどう見ているのか。そして中国人は村上文学をどのように読んでいるのか。それらの考察を本書でくまなく展開する。「早稲田大学創立者・大隈重信没後 100 周年」( 2021年 1 月 10 日)の特別企画第2弾。

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

中国文学研究者。名古屋外国語大教授、東大名誉教授。 1952 年生まれ。東京都出身。東大文学部卒。東大大学院人文科学研究科中国文学専攻修士課程を修了後、復旦大学留学を経て東大大学院博士課程単位取得満期退学。東大より博士(文学)の学位授与。専門は現代中国語圏の文学と映画。著書に『魯迅と世界文学』(東方書店)『魯迅と日本文学』(東京大学出版会)『魯迅』(岩波書店)『村上春樹のなかの中国』(朝日新聞社)など。

目次など

第1章 村上春樹と魯迅
第2章 男子学生の帰省と中年男の帰郷
第3章 裏切りと再会、遠い中国と懐かしい日本
第4章 満洲国の記憶
    ──『羊をめぐる冒険』と高橋和巳『堕落』
第5章 「トニー滝谷」と『ねじまき鳥クロニクル』
第6章 中国における村上批判
第7章 村上文学の中の戦争の記憶

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