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写真:災害時にこそ問われる学級経営力
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災害時にこそ問われる学級経営力
岩手・三陸編

河村 茂雄 編著

A5判 96ページ

本体 940円+税【電子版あり】

ISBN:978-4-657-11301-6

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作品概要

震災直後から1 学期末までの岩手県内陸部・沿岸部の教師たちの取組を通じ,平素からの学級経営の大切さと,その実践力を身に付ける方法を明らかにする。全国教職員必読の書。

全国学校図書館協議会選定図書

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著者プロフィール(編者、訳者等含む)

「国内のどの地域も、災害に見舞われる恐れがあり、危機管理はどの学校にとっても重大な課題だ。私たち教育関係者は、今、そしてこれから真摯にそれを学んでいかなければならない。その意味で、本書はとても貴重な1冊である。岩手県三陸地方の小・中・高校での被災直後から1学期末までの取り組みが記録されている。特に学級経営を通じた児童・生徒の心理面へのサポートにまで言及されているのが特徴的である --(中略)-- 今、労作に学びたい。」
 名城大学教職センター准教授・片山信吾 『週刊 教育資料』(2012年1月2・9日号)「ブック」より抜粋。

「避難方法、生徒の心のケアや学校再開までの物理的環境の確保に関する経験は、今後現場での対策課題として活かすべき論点を多く含んでいる。」
 『月刊 地方自治職員研修』(2012年1月号)「BOOKS」より抜粋。

目次など

第 1 章 3.11 当日とその後の教育現場 (河村茂雄)
1 その時何が起こったのか 震災当時の学校の様子
2 教師たちによる復旧の取組 物理的環境の確保に向けて

第2 章 学校再開から1 学期末まで 教育関係者はどう取り組んだのか
1 生徒指導主事の立場から 1 つの校舎で2 つの中学校の生徒が生活・活動した中学校の実践 (佐藤謙二)
2管理職の立場から 被災地域支援の前線基地にある中学校の実践 (根田真江)
3 養護教諭の立場から 専門家と学校現場をつないで効果を上げた養護教諭の実践 (工藤宣子)
4 教育関係者の立場から 多くの支援を学校につなげ, 学校を後方から支えた取組 (森本晋也)

第 3 章 危機にこそ大事にしたい学級集団の力 (河村茂雄)
1 心理面での総合的援助の必要性
2 グループアプローチの土壌としての学級集団
3 第 2 章の先生方の実践から学ぶこと
4 改めて認識した人と人との絆の大切さ

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