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高層ビルや地下街は災害時に人びとが逃げ込むのに適した場所であるが、現在の受け入れ態勢は十分とはいえない。近い将来、高確率で発生することが予測される首都直下型地震に備え、高層ビルや地下街の安全安心対策を提言する。
尾島 俊雄(早稲田大学名誉教授)
小林昌一(早稲田大学理工学研究所招聘研究員)
小林紳也(元株式会社日建設計東京本社技師長)
渋田 玲(早稲田大学理工学研究所招聘研究員、株式会社A.I.S.取締役)
増田幸宏(芝浦工業大学システム理工学部准教授)
第1章 東京で予測される各種災害
1-1 地震、津波
1-2 大規模火災
1-3 洪水・高潮・都市型水害
1-4 火山災害
1-5 防災ハザードマップ
第2章 これまでの災害と被害の歴史
2-1 地震、地震被害と建築に関する法律の変遷
2-2 津波、高潮、豪雨などによる水害
2-3 火災害
2-4 その他の災害
第3章 超高層建築の安全対策
3-1 超高層建築はどのようにしてできたか
3-2 超高層建築の構造体
3-3 超高層建築の普及実態はどうなっているか
3-4 建築物の地震被害
3-5 超高層建築の安全対策
3-6 建築のレジリエンス
3-7 世界の超高層建築
第4章 超高層住宅の安心対策
4-1 BCPとLCP
4-2 超高層住宅のLCP
4-3 これからのLCP
第5章 東京の地下空間は安全か
5-1 地下の利用実態
5-2 地下鉄・地下駐車場・地下街
5-3 地下空間の環境とエネルギー
5-4 地下空間の安全対策
5‐5 江東区の洪水対策