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ホーム > 新刊案内, 歴史・哲学 > 論語集解(下)

写真:論語集解(下)
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論語集解(下)
―魏・何晏(集解)

渡邉 義浩 訳

A6判 372ページ

本体:1,000円+税(2021年12月20日発売予定)

ISBN:978-4-657-21017-3

amazon.co.jp

作品概要

孔子とその弟子の言行録である『論語』は、これまであまたの解釈本が読み継がれてきた。そのうち完全に残る最古の解釈本が、何晏の『論語集解』である。三国時代に著され、本来の孔子や初期儒家の考え方に近いといわれる。魏の曹爽のもと皇帝権力の再強化を目指した政治家の何晏が、それまでの『論語』 解釈本をもとに編纂。特に何晏は、「真理の探究には『一』を知ること」 と、 「一」に核心を置く。『論語集解』を読み解くことで、三国時代の思想と『論語』の 初期の形成過程にふれることができる。「三国志」研究の第一人者による『論語集解』現代語訳に、訳注と他の『論語』解釈本等との参校を記した、『論語』の原点が文庫版の上下巻で誕生。下巻に「解題 何晏と『論語集解』」 所収。


「解題」より
何晏は、「三国志」で有名な曹操の寵愛を受け、宮中で育った貴公子である。すなわち、何晏の『論語集解』は、三国時代の『論語』の解釈、読み方なのである。すでに孔子が生まれてから八百年が経ち、さまざまな読み方が存在した。「集解」という書名に表れるように、多くの人々の解釈を集めてはいるが、あくまでも『論語集解』は、「論語序」の最後に名を記す、何晏が正しいと考える『論語』の解釈なのである。

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

1962年、東京都生まれ。文学博士。早稲田大学文学学術院教授。専攻は「古典中国」学。
著書に、『後漢国家の支配と儒教』(雄山閣出版)、『三国志よりみた邪馬台国』(汲古書院)、『「古典中国」における小説と儒教』(同)、『全譯後漢書』(主編、同)、『全譯論語集解』(主編、同)、『儒教と中国――「二千年の正統思想」の起源』(講談社選書メチエ)、『「論語」――孔子の言葉はいかにつくられたか』(同)、『三国志の女性たち』(山川出版社)、『関羽――神になった「三国志」の英雄』(筑摩選書)、『魏志倭人伝の謎を解く』(中公新書)、『三国志辞典』(大修館書店)など多数。

目次など

先進第十一
顔淵第十二
子路第十三
憲問第十四
衛霊公第十五
季氏第十六
陽貨第十七
微子第十八
子張第十九
尭曰第二十
論語序
解題 何晏と『論語集解』

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