ホーム > ジャーナリズム, 新刊案内, 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座シリーズ, 社会・教育 > 「危機」と向き合うジャーナリズム
「個」として「組織」として、ジャーナリストはどうあるべきか―。早稲田大学の授業「報道が社会を変える」の講義録、好評第8弾。
《全国学校図書館協議会選定図書》
はしがき 谷藤悦史
○報道・新聞とは何か ――震災で得た視点 武田真一[河北新報社]
○「社会医」としての新聞記者 東根千万億[岩手日報社]
○災害・紛争取材のリスクとジャーナリズムの使命 外岡秀俊[ジャーナリスト/北海道大学公共政策大学院研究員]
○雑誌ジャーナリズムに何ができるか 岡本厚[岩波書店]
○アスベスト被害者の救済 大島秀利[毎日新聞]
○レベル7 とドキュメンタリー
――悪意なき破局のなかのジャーナリズム 増田秀樹[NHK]
○誰のためのメディアか
――原子力をめぐる報道について 鎌仲ひとみ[映像作家]
○私はオスプレイ配備を止めるために番組を作った
――なぜ沖縄の実情が報道されないのか?
軸足を失い漂流するジャーナリズム 三上智恵[琉球朝日放送]
○日本人は なぜ沖縄を理解できないのか 佐野眞一[ノンフィクション作家]
○閉鎖国家・北朝鮮の核心に迫る取材と発信
――マスメディアの限界とアジアプレスの挑戦 石丸次郎[ジャーナリスト/アジアプレス共同代表]
○権力におもねらず大衆に迎合しないジャーナリズムとは 柴生田晴四[東洋経済新報社]
○「公共放送から公共メディア」
――放送90 年を振り返って―― 今井義典[立命館大学客員教授・元NHK副会長]
○歴史問題とジャーナリストの立場 アンドリュー・ホルバート
[スタンフォード大学日本センター所長、元日本外国特派員協会会長]
○個人が組織を変える 下重暁子[作家]
○ジャーナリズムの作法
――現代ジャーナリズムの特性と課題 谷藤悦史[2012年ジャーナリズム講座コーディネーター]
あとがき 谷藤悦史
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞者