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「ファクト」を掘り起こす――。
ジャーナリズムとは何か。それはどのような社会的働きをしているのか。ジャーナリストとは誰か。どのような仕事をしているのか。そして、なぜそれをしているのか。早稲田の人気講座シリーズ、待望の最新刊。
「この本は現時点で日本の頂点に立つジャーナリストらが、自らの調査報道で培ったノウハウやテクニック、つまり『個の力』を伝えるとともに、その成果を披露する場である。」
『東奥日報』2020年1月20日.pdf(※本画像は当該ページに限って東奥日報社が利用を許諾したものです)
はじめに(瀬川至朗)
Ⅰ 今につながる歴史を追い続ける
旧優生保護法を問う(毎日新聞:遠藤大志)
先人に学ぶ草の根民主主義とジャーナリズム活動(信越放送:湯本和寛)
テレビドキュメンタリーの役割とは何か(NHK:三村忠史)
歴史のなかから沖縄を考える(NHK:松岡哲平)
Ⅱ 事実を隠す力に抗う
♯Me Tooとジャーナリズム(ジャーナリスト:伊藤詩織)
「組織ジャーナリズム」の明日を考える(朝日新聞:長谷川玲)
国際政治を「現場」から見つめる(琉球新報:島袋良太)
日産のカルロス・ゴーン 転落劇の取材(オートモーティブニュース:ハンス グライメル)
Ⅲ 人々の現在を可視化する
Life なぜ私は、福島を伝えつづけるのか(ドキュメンタリー監督:笠井千晶)
孤立する人々(読売新聞:小田克朗)
連載「つながりなおす 依存症社会」の取材から(信濃毎日新聞:小松恵永)
Ⅳ 個と組織の連帯が生むジャーナリズムの形
会社の壁を越えたコラボレーションと調査報道(共同通信:澤 康臣)
言論の自由の砦としてのファクトチェック(ファクトチェック・イニシアティブ:楊井人文)
ジャーナリズムと情報公開制度を使うということ(情報公開クリアリングハウス:三木由希子)
「日報隠蔽」で感じたジャーナリズムの新しい可能性(ジャーナリスト:布施祐仁/朝日新聞:三浦英之)