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世界を変えたロシアによるウクライナ侵攻。気鋭の国際政治学者たちが侵攻の誘因を考察するとともに、いままさに進行中のこの事象について、その歴史的評価に果敢に挑む!
【推薦の言葉】
「国際政治学の英知を結集して侵攻を多面的に分析した一冊」服部倫卓(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授)
「時事解説や感情的反応を脱し、ウクライナ侵攻の深層に迫る試み」浜 由樹子(静岡県立大学国際関係学部准教授)
宮脇 昇(立命館大学政策科学部教授)
浦部 浩之(獨協大学国際教養学部教授)
小泉 直美(元防衛大学校国際関係学科准教授)
山上 亜紗美(京都府立大学講師)
中川 洋一(立命館大学講師)
玉井 良尚(立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構専門研究員)
大中 真(桜美林大学リベラルアーツ学群教授)
山本 武彦(早稲田大学名誉教授)
稲葉 千晴(名城大学都市情報学部教授)
小泉 悠(東京大学先端科学技術研究センター講師)
玉井 雅隆(東北公益文科大学国際教養コース教授)
足立 研幾(立命館大学国際関係学部教授)
はしがき(宮脇 昇)
特別寄稿 マリア・シャギーナ博士のインタビュー 日本のみなさんへ
第1章 ウクライナ戦争と冷戦ver.2.0(宮脇 昇)
はじめに
1 ウクライナ侵攻の責任と原因の峻別
2 ウクライナ侵攻を抑止できなかった3つの失敗
3 新しい冷戦論
4 冷戦間期の国際政治の3つの誤算
おわりに
第2章 ウクライナにおける選挙監視活動(浦部浩之)
はじめに
1 国際選挙監視活動とOSCE
2 OSCEによるウクライナでの選挙監視活動
3 マイダン革命後のウクライナの大統領選挙
4 2019年大統領選挙で露見した選挙監視活動に関わる諸問題
5 ウクライナをめぐるOSCEの諸活動とロシアの反応
おわりに
第3章 なぜロシアはウクライナを侵攻したのか(小泉直美)
はじめに
1 ロシアのウクライナ侵攻に対する評価と分析
2 ウクライナ侵攻の深層的理由
3 ウクライナ侵攻の中間的理由
4 ウクライナ侵攻の直接的理由
おわりに
第4章 EUの対ロシア・ベラルーシ制裁の動向と展望(山上亜紗美)
はじめに
1 EUによる経済制裁の仕組みについて
2 2022年までの対ロシア・ベラルーシ制裁についての概要
3 2022年までのベラルーシに対するEUの経済制裁
4 EUによる対ロシア・ベラルーシ制裁の概要
5 EUの経済制裁の評価と展望
おわりに
第5章 ウクライナ侵攻後のドイツの安全保障・エネルギー政策の変容(中川洋一)
はじめに
1 ウクライナ侵攻とドイツの安全保障政策
2 独露間エネルギー関係の政治経済学
3 ウクライナ侵攻後のドイツのエネルギー政策をめぐる政治経済学
4 ショルツ政権の安全保障エネルギー政策の主導像
おわりに
第6章 ウクライナ侵攻と「水の武器化」(玉井良尚)
はじめに
1 「水の武器化」と国際人道法
2 保護消滅規定成立の過程
3 ウクライナ河川の地政学性
4 ウクライナ軍による「水の武器化」
おわりに――防衛側ウクライナに求められることと今後の展望
コラム ロシアとウクライナは一体か(大中 真)
座談会 ウクライナ侵略と国際政治(山本武彦・稲葉千晴・小泉悠・玉井雅隆・足立研幾・宮