ホーム > 書評に出た本・受賞した本
高木 秀雄 著
A5判 90ページ / 本体 940円+税 【電子版あり】
暮らしを再建し過疎化を食い止めるとともに,地震・津波をはじめ防災教育を盛り込んだ施策はないか。この問いに答え,国民の地質・地形学についての知識・教養が意外に乏しい状況に一石を投じる。
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本田 恵子 編著
A5判 112ページ / 本体 940円+税 【電子版あり】
大災害に直面した子どもの心や体に起きる反応に,おとなはどう対応すればよいか。震災後1 年間,子どもたちや子どもたちを支える人々の声を聞き一緒に考えたことをまとめました。
全国学校図書館協議会選定図書。
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川島 京子
A5判 350ページ / 本体 3,500円+税(2012年3月30日発売)
優美さの原点。すべては一人の女性からはじまった。
フランス、ロシア、英国などのバレエ先進国では、国立の養成所があるなどバレエは国家プロジェクトである。一方日本は、民間スクールの奮闘により数多くのスターダンサーを輩出、いまや世界屈指のバレエ大国となった。それはまさに日本の稽古事文化の枠組みにヨーロッパの身体芸術が見事に融合した結果といえる。しかし、この歴史的な快挙が一人の帰化女性により成し遂げられたという事実はあまり知られていない。
ロシア革命により故国を追われ、関東大震災で被災。復興期に日本バレエを立ち上げ、太平洋戦争時の慰問先で客死したエリアナ・パヴロバ(霧島エリ子)。彼女のバレエに捧げた人生は壮絶そのものであった。
著者は、亡命ロシア人エリアナの日本における足跡からロシアでの出自にいたるまでを博捜。精緻な考察,豊富な写真と資料で舞踊史の新たな世界を照らし出す。バレエファンのみならず、すべての日本人に贈る。
日本図書館協会選定図書。
水島 朝穂 著
A5判 104ページ / 本体 940円+税 【電子版あり】
震災後間もなく、原発20キロ圏の南相馬市から大槌町吉里吉里地区まで800 キロにわたる現地取材を敢行。憲法に基づく「人権」「平和」「自治」による復興への課題と展望をつづる。
全国学校図書館協議会選定図書。
【教科書・参考書指定】 早稲田大学法学部・政治経済学部
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日置 雅晴 著
A5判 96ページ / 本体 940円+税 【電子版あり】
拡大する放射能汚染の実情と,わが国の放射能規制の現状。自身と大切な家族を守るために知っておくべき事実を,日弁連原子力問題PT メンバーの弁護士が明らかにする。
全国学校図書館協議会選定図書。
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柴山 知也 著
A5判 80ページ / 本体 940円+税 【電子版あり】
構造物だけではいのちを守れない。最後の砦の防潮堤が破壊され、激流が町や人々を襲った。従来の研究を根本から問い直す巨大津波の実態。沿岸防災に必要なものは何か。十分な科学的根拠と地域の視点から将来に備える。
平成24年度日本沿岸域学会出版・文化賞受賞。
全国学校図書館協議会選定図書。
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河村 茂雄 編著
A5判 96ページ / 本体 940円+税【電子版あり】
震災直後から1 学期末までの岩手県内陸部・沿岸部の教師たちの取組を通じ,平素からの学級経営の大切さと,その実践力を身に付ける方法を明らかにする。全国教職員必読の書。
全国学校図書館協議会選定図書
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伊藤 りさ 著
A5判 404ページ / 本体 7,400円+税
近松門左衛門以降、17世紀後半から18世紀末までの約115年間に作られた源平物人形浄瑠璃において、平家物語の説話はどう取り入れられていったのか。豊富な資料と知識をもとに、これまでの先行研究にみられるような単なる典拠論をはるかに超えた浄瑠璃作劇法論を展開。
18世紀浄瑠璃研究に確実な進展をもたらす一冊であり、浄瑠璃・歌舞伎研究者にとって必携の書であることはもちろん、平家物語研究者にとっても一読の価値がある貴重な研究書である。
第44回 日本演劇学会河竹賞奨励賞受賞。
井口 隆史
A5判 568ページ / 本体 3,000円+税
「日本の野球の父」と敬愛されるその人は自由なキリスト教信仰と愛する妻に支えられ、平和・民主・社会主義の先駆けとして激動の明治・大正・昭和を清冽に生き抜いた理想主義者であった。
イチロー、松井秀喜が大リーグで大活躍し、日本の野球ファンは、なにかとてつもない大きな夢を達成したような気分に浸った。こうした「夢」を、最初に見たのは誰だったろう。明治時代に、それも日露戦争のまっただなかに、早稲田大学の学生プレイヤーたちを引きつれてアメリカに渡り、本場の野球に挑んだ〝元祖・侍ジャパン〟、安部磯雄ではないか。まだ、“お国”ですら外交デビューを果たしたばかりの中、“WASEDA UNIV.”をいち早くアメリカ人に知らしめ、早稲田大学に国際交流の目を開かせたのは、この遠征にあり、実現に尽力した安部にあると言えるだろう。
学生野球の父・安部がいたからこそ、古くは長嶋茂雄、そして斎藤佑樹も神宮のスターとして名を馳せることができたのである。今でも早大野球部は、命日に現役部員が墓参を行う。
しかしながら安部の功績は、野球文化の興隆だけではなく、今の民主党にも繋がる社会主義系の政党の黎明期にその流れを確固たるものにしたことにあり、初期の社会主義の弁士である片山哲・西尾末広など錚々たる政治家が安部のもとを頻繁に訪れていることが夫人の日記を通じて描かれている。安部の体調や日和までをも交えて淡々と書かれている日記に、逆に大正デモクラシーや第二次世界大戦に向かう激昂時代を誠実無比に生きた安部の姿を生々しく感じる読者は多いだろう。
第60回日本エッセイスト・クラブ賞。[外部リンク]
日本図書館協会選定図書。
河西 宏祐 著
A5判 302ページ / 本体 6,100円+税
「広電現象」
2009年、「広電現象」とよばれる社会現象が巻き起こった。広島に本社を置く広島電鉄の労働組合が、この年の春闘において、「全契約社員の正社員化」という成果を獲得したというニュースが全国を駆け巡ったのである。その労働組合の名前は、私鉄中国労働組合広島電鉄支部という。
「第Ⅰ部 混迷」では、約40年間にわたって分裂状態にあった同社の2つの労働組合が統一を果たし、新たな広電支部が誕生した1993年から、経営側にたいする反攻に転じた2002年までの約10年間を扱っている。この約10年間、広電支部は経営側からの激烈としか言い様の無いほどの激しい経営合理化攻勢にさらされ続け、組合内は混迷の極みにあった。
「第Ⅱ部 再生」では、苦境のなかから支部が反転のきっかけをつかみ、2009年の「全契約社員の正社員化」を実現するまでの再生過程を扱っている。
【教科書・参考書指定】 広島大学
#本商品は在庫僅少となっております。[新装版(ソフトカバー)](2012年7月25日発売)のページをご覧ください。