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写真:心身論の挑戦
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心身論の挑戦
最先端の学際的アプローチから

村松 聡・宮田 裕光・小村 優太 編著

新書判 418ページ

本体:1,300円+税(2024年9月6日発売)

ISBN:978-4-657-24005-7

TSUTAYA
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作品概要

心と身体はどのような関係なのか――。この問いは古来より人々に探求されてきた。心と身体は異なるものなのか、あるいはどのようにつながっているのか。心理学、哲学、仏教研究、東洋思想、文化史、文化人類学、教育学において、それぞれの視点から心と身体のつながりを問い直す。異分野間を横断する13章が新たな地平を切り拓く。人間観が深まる、心身論の最前線。

著者プロフィール(編者、訳者等含む)

村松 聡(早稲田大学文学学術院教授)
宮田 裕光(早稲田大学文学学術院教授)
小村 優太(早稲田大学文学学術院准教授)
久保 隆司(早稲田大学文学学術院非常勤講師・臨床心理士・公認心理師)
山部 能宜(早稲田大学文学学術院教授)
森 由利亜(早稲田大学文学学術院教授)
山本 聡美(早稲田大学文学学術院教授)
丸山 貴彦(早稲田大学文学学術院非常勤講師・剣武天真流華笑支部道場長・倫理研究所研究員)
越川 房子(早稲田大学文学学術院教授)
石川 遥至(早稲田大学文学学術院講師)
酒井 貴広(早稲田大学文学学術院非常勤講師)
清水 由紀(早稲田大学文学学術院教授)
小塩 真司(早稲田大学文学学術院教授)

目次など

はじめに(村松 聡)

第1部 歴史における探求                          

第1章 哲学と宗教における魂と身体(小村 優太)
第2章 心身論からの新しい学問像とソマティック心理学(久保 隆司)
第3章 仏教における転換の体験と身心相関
    ――アーラヤ識説を中心に(山部 能宜)
第4章 中国道教の内丹法における心と身体
    ――伝統中国における倫理的正統性への接続点としての身心(森 由利亜)
第5章 捨身図像の千年
    ――玉虫厨子から九相図へ(山本 聡美)


第2部 実践からの出発                            

第6章 心身の心理学とボディワーク(宮田 裕光)
第7章 武道にみる心と身体
    ――「天真体道」創始者の青木宏之の思想から(丸山 貴彦)
第8章 マインドフルネスにおける身体(越川 房子)
第9章 心と身体が作る痛みとマインドフルネス(石川 遥至)


第3部 心のゆらぎへの接触                           

第10章 憑きもの筋と心と身体(酒井 貴広)
第11章 子どもの描画から見る身体表象の発達(清水 由紀)
第12章 成人のパーソナリティと心身(小塩 真司)
第13章 現代哲学の心身論から遺伝子の問題へ
    ――遺伝子と心の特性(村松 聡)

おわりに(小村 優太・宮田 裕光)

引用・参考文献
編・執筆者紹介

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