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入江正之
A5判 412ページ / 品切れ
スペインの天才的建築家・ガウディ。その膨大なガウディ論を解読して系譜にまとめ、建築作品の細部にわたって検証する。創作方法の秘密にせまるガウディ論の決定版。
上松佑二
A5判 262ページ / 品切れ
ローマのパンテオンを訪れたときの荘重な体験、あるいはシャルトルの大伽藍の内部での秘教的な体験は、何に由来するのか。この建築の本質に関わる空間体験を実証的に解明する。
岩本憲児編
A5判 226ページ / 本体 2,600円+税
黒澤作品に触発された12人の執筆者たちが、黒澤明を求めて独自のアプローチでその世界にせまる。藪野健画・写真・フィルモグラフィ・主要文献なども収録。
武田潔
A5判 376ページ / 本体 5,500円+税
もっともフランス的な映画作家ルネ・クレール。クレールの作品を「メタ映画」として蘇らせ、同時代の評価の変遷を鋭く問い直す。膨大な資料を駆使して描き出すもうひとつのクレール像。
杉本つとむ
四六判 340ページ / 本体 2,500円+税
江戸は千住骨ヶ原。腑分けを体験した杉田玄白・前野良沢・中川淳庵は『ターヘル・アナトミア』の正確さに驚き、翻訳を決意する。鎖国のさなかの江戸で、翻訳文化の華が開く。
佐和田敬司
A5判 400ページ / 本体 5,400円+税
演劇は異文化をどう翻訳するのか。アボリジニ演劇の日本での翻訳上演を通して、異文化との出会いや演劇の政治的な意味、日本とオーストラリアの関係等を問い直す。
高木卓/G. ツォーベル・根岸喜久雄・牧幸一・藤井明彦訳
四六判 254ページ / 品切れ
留学生として共に唐に渡った阿部仲麿と吉備真備の生涯を描いた歴史小説をドイツ語に訳した。原文は第2回芥川賞候補作品。なお原作者には、第11回芥川賞受賞決定作品「歌と門の盾」がある。
木戸三良/荒井隆・木戸三良訳
四六判 102ページ / 品切れ
かつて西ドイツで発表した作品を日本語に訳した。「ザーボーのシャツ」「故郷を捨てた若者」「海をあきらめた若者」「赤い毛糸のお守り」「赤い傘」などを収録。