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野崎直治
A5判 254ページ / 本体 3,301円+税
異民族の移動と抗争により国・都市が生れ、消滅する。そうしたドイツ中世都市の形成過程を比較地域史の観点からダイナミックに論じ、中世社会の構造を明らかにする。
O. バウアー/酒井晨史訳
A5判 348ページ / 本体 6,796円+税
先の東欧市民革命で、バウアーの所説は民主主義と社会主義の方向を決定する際の思想的基盤として注目された。第二次大戦を目前にした時代に、反ファシズム運動を通じて生れた歴史的な証言。
栄田卓弘
A5判 486ページ / 品切れ
19世紀後半から20世紀半ばまでのイギリス自由主義の発展の経緯をたどり、J.S.ミル、グリーン、スペンサー、アクトン、ラスキ、ヒュー・セシル卿、ヘルシャム卿等の果した役割を検証する。
鈴木健夫・南部宣行・川勝平太・原剛・菊池紘一・松本康正
A5判 230ページ / 品切れ
世界で初めて産業革命を経験したイギリスは「最初の工業国家」として長く近代化・工業化の模範とされてきたが、その実態について新たな世界史の場で再検討する。
山本俊朗
A5判 328ページ / 品切れ
二度の対仏戦争に敗れながらナポレオンのモスクワ遠征を阻んだアレクサンドル一世皇帝と、農奴解放・改革の芽をはらんで揺れ動く時代の全容を史料をもとに描く。
高野雅之
A5判 402ページ / 品切れ
10世紀末から20世紀初頭の革命の直前まで、約千年にわたる様々な文学者・思想家の足跡をたどり体制やイデオロギーの違いを超えてロシア精神に一貫して流れるメシヤ意識を検証する。
鈴木健夫
A5判 372ページ / 本体 5,600円+税
ロシアの集団的原理・共同体的秩序は、帝政ロシアにあっては社会を支える一つの基盤であった。その源泉を求めて、1917年革命以前の農村共同体とそこに生きた人びとの生活をあとづける。