政治経済・法律・ビジネス

フランス革命以来の大事業と称された地方制度改革は成功したのか。フランスの行政システムの特徴を分析して、分権化政策の成果と限界を明らかにする。

経済再編が進むいま、社会の変化に適切に対応するためには何が必要なのか。イタリアと日本の現状を比較検討して、政治改革と政界再編の力学を分析する。

ジョン・ロック『人間知性論』、アダム・スミス『道徳感情論』等を取り上げて自由主義の論理を分析し、政治哲学の復権を提唱する。計7篇の論考を収録する。

プラトン、アリストテレス、アクィナス、マキアヴェリ、ホッブズ、ルソー、ウェーバーなど西洋の代表的な政治思想家11人の理論の構造と展開を跡づけ、新しい政治理論のあり方を探る。

政治学とは何かについて幅広く解説する入門書。全8章の構成で、政治と政治学／政治理論の歴史／現代政治学の理論／政治体制論／政治変動論／国際政治論

【教科書・参考書指定】 早稲田大学政治経済学部

古代ギリシアから現代に至る政治思想を分りやすく説くテキスト。古代ギリシアの政治思想／中世キリスト教の政治思想／近代国家の形成と政治思想／現代政治思想の展開ほか。

日本をはじめ欧米・アフリカ諸国の政党を取り上げてその性格・機能・形態を分類し、政党の動向をシミュレーションする。政党および政党制を追及した決定版。G.サルトーリの世界的名著の翻訳。

議会ルールの利用法、政治手続き、政策立案等をめぐってウィッグ党とトーリ党の二大政党間で展開された対立の実態を、新発見の史料をもとにつぶさに検証する。

伝統的な一元的国家論を批判し、政治的多元主義論を創設して一時代を画した思想家フィッギスの多元主義社会論、国家論、集団論、自由論等を取り上げて、その特徴・本質を論じる。

ノルウェーは、今年、独立百周年および日本との修好百周年を迎える。この節目の年に、ノルウェーはどんな歴史を経て、福祉社会へと発展してきたのかを明らかにする。
人の定住が始まった氷河期の末期から説き起し、ヴァイキングの活躍、デンマークとの確執、ナチス・ドイツによる占領、北海油田の発見など、歴史を彩った出来事を中心に分りやすく解説する。興味深い写真・図版を多数収録。