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真辺 将之 著
A5判 384ページ / 本体 5,400円+税
早稲田大学の前身・東京専門学校の学風を、講師・学生たちの活動に即して描き出した書。早稲田大学の建学の理念である「学問の独立」の精神が東京専門学校の学風にどのように具現されているのかを解明し、近代日本の政治史・思想史・教育史上において果たした東京専門学校・早稲田大学の独特の社会的役割を浮き彫りにする。「早稲田憲法草案」等多くの新資料・新事実を発掘。
【『早稲田学報』1182(2010年8月号)(早稲田大学校友会)の「本と本棚」に書評掲載。評者:安在邦夫氏(早稲田大学名誉教授・神奈川大学非常勤講師)】
金田眞澄
A5判 201ページ / 本体 3,000円+税
「喪失」という主題をめぐる
サミュエル・テイラー・コウルリッジの思想を同様の問題意識によって動かされていたユングやティリッヒと比較対照しながら検討する
濱川 栄 著
A5判 476ページ / 本体 5,500円+税
中国の象徴とも言える、黄河。幾多の災害をもたらす一方、その泥砂で華北に大平原を形成してきたこの大河は、中国古代の歴史といかなる関わりをもっていたのであろうか。古くて新しいこの問題について多角的に分析し、黄河の役割やその役割を改めて検証する。
【教科書・参考書指定】 東京大学文学部
【『史學雜誌』第119編第3号(史學會)に書評掲載。評者:原宗子氏】
後藤乾一訳
A5判 428ページ / 本体 6,000円+税
忘れられた指導者イワは、2002年にメガワティ政権下で劇的に復権した。独立と統一をめざすインドネシアの真の歴史を、復権を果たした指導者が内側から生々しく語る。
倉沢愛子編
A5判 592ページ / 本体 6,500円+税
第二次世界大戦に際して、日本は東南アジアのほとんどすべての領域を占領した。戦後50年を経たいま、その実態を、資料をもとに全5部構成で検証する。
閔徳基
A5判 400ページ / 品切れ
室町時代から江戸時代にいたる朝鮮と日本の関係を史料をもとに洗いなおし、朝鮮の日本国王観、家康の朝・日講和交渉、新井白石の「日本国王」復号論等に斬新な視点を提示する。
劉恵吾・劉学照主編/横山宏章訳
四六判 314ページ / 本体 2,500円+税
日本の軍国主義、中国への侵略など、日本人の描く日中関係を批判し、中国人のみた日本近代史を提示する。中国の青少年のために書かれた日本史のテキスト。
富田仁
四六判 218ページ / 品切れ
日本人は昔から舶来の品に漢字表記のネーミングを試みてきた。アイスクリームを「氷菓子」、メリヤスを「莫大小」等々。そうした100の舶来事物を取り上げ異文化受容の苦労とユーモアを探る。