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柴山 知也 著
A5判 80ページ / 本体 940円+税 【電子版あり】
構造物だけではいのちを守れない。最後の砦の防潮堤が破壊され、激流が町や人々を襲った。従来の研究を根本から問い直す巨大津波の実態。沿岸防災に必要なものは何か。十分な科学的根拠と地域の視点から将来に備える。
平成24年度日本沿岸域学会出版・文化賞受賞。
全国学校図書館協議会選定図書。
※電子版のご購入にあたっては,各電子書店サイトで詳細をご確認ください:
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*iPhone/iPadなどのiBooksアプリ、またはiTunes Storeで「早稲田大学出版部」を検索してください。
永冨 青地 編
A5判 184ページ / 本体 3,000円+税
現代においても輝きを失わない儒教の思想的可能性。殷周期,宋明期,中華民国期,日本の江戸期など,各時代に開花した儒教の多様な可能性を探る一冊。
川邉 信雄 著
A5判 90ページ / 本体 940円+税 【電子版あり】
折り重なる瓦礫のなかで身を挺してライフラインを守り,モノとサービスを提供しつづけようとした人々への共感をこめて,日本型コンビニ研究の権威がつづる6 ヵ月の観察記録。
全国学校図書館協議会選定図書。
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横山 隆一 編著
A5判 96ページ / 本体 940円+税 【電子版あり】
大地震と原発事故によって世界に誇る日本の電力システムに何が起きたのか。再生可能エネルギーや地産地消型電力網への期待を現実にするために不可欠の先端技術をやさしく紹介する。
全国学校図書館協議会選定図書。
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河村 茂雄 編著
A5判 96ページ / 本体 940円+税【電子版あり】
震災直後から1 学期末までの岩手県内陸部・沿岸部の教師たちの取組を通じ,平素からの学級経営の大切さと,その実践力を身に付ける方法を明らかにする。全国教職員必読の書。
全国学校図書館協議会選定図書
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花田 達朗(コーディネーター)
A5判 224ページ / 本体 1,800円+税
対話という“危険なゾーン”にあえて乗り出していくジャーナリストたち。それは、表現者としての文化的な営為であり、文化的な闘争そのものである。対話の相手はさまざまで、大震災の例を引くまでもなく、いのち、当事者、非当事者であり、自らが生きている地域であることもある。時として、対話の奇跡が生まれることもあれば、読者のために公権力の中に入って対話をすることもある。次世代の新しいジャーナリズムの担い手たらんとする人を含め、報道にかかわる(関心のある)すべての人に薦めたい一冊。
全国学校図書館協議会選定図書。
浜口 登(著)・浦田 秀次郎(はしがき)
A5判 328ページ / 本体 4,000円+税
レオンティエフ逆説の研究をはじめ、厳密な理論と現実経済の計測・実証との架橋を追求した力作15篇を収録した論文集。生産性/輸出入関数/為替レート/貿易パターンの4部からなる。
福田耕治編著
A5判 264ページ / 本体 3,800円+税
拡大により生じた新たなリスクへの挑戦と対応、欧州統合の課題をいかに克服しようとしているのか。
【教科書・参考書指定】早稲田大学政治経済学部・法学部・オープン教育センター
日本平和学会編
A5 192ページ / 本体 2,200円+税
いま「南北問題」を考える。
かつての途上国が経済的に台頭する一方、多くの社会が「生きにくさ」を抱え込み、日本とて例外ではない。「当事者性」を原点に「貧困」、そして「平和」を論ずる。
石濱 裕美子 著
A5判 口絵4ページ 本文334ページ / 本体 7,000円+税
満洲人は,朝鮮人,中国人,モンゴル人が混在する遼東平野を故郷とし,これら歴史ある 3 集団にもまれながら清朝を形成した。そのため,異文化に対して敬意を表することに屈託なく,その摂取についても柔軟であった。
清皇帝は,向き合う集団の文化体系に合わせてその時々に自らの姿を示した。儒教官僚を前にしては儒教思想の説く理想的な王,天子の姿をとり,チベットやモンゴルの仏教徒の前では大乗仏教が理想とする王,菩薩王の姿をとり,満洲人たちの前では八旗の長たるハーンとして君臨した。マルチリンガルな国際人が向き合う集団の言語に合わせて自分の使用する言語を切り替えるように,清皇帝は対する集団の性質に合わせて言語体系や文化的な振る舞いを切り替え,異文化と円滑に交流を行った。
つまり,清皇帝を始めとする満洲人支配層は,満洲語,モンゴル語,漢語,チベット語を程度の差こそあれ理解し,中国文化人であると同時に,チベット仏教徒であり,狩猟に秀でた満洲武人であるという多面的な性格を有していたのである 。これは異文化を外なるもの野蛮なるものとして目下に設定する中国の王権とは対照的な性格である。
本書は,清皇帝が持つ複数の性格のうち,チベット仏教徒に向けて清皇帝が示した姿を様々な側面から解明していくものである。
―本文「はじめに」より