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新刊案内

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写真:後漢書 列伝[三]

劉宋・范曄 著 / 唐・李賢 注 / 渡邉 義浩 訳

文庫判 640ページ / 本体:1,400円+税(2025年4月25日発売)

大好評「後漢書」シリーズ第7巻は、臣下の伝記を収めた「列伝」の3巻目。後漢「儒教国家」を支えた文官たちの生涯を辿る。たとえば班固。国史改作の汚名を着せられながらもその冤罪を晴らし、やがて『漢書』編纂をなしたという。さらには鄭玄。儒学の師として馬融のもとに弟子入りするも、馬融に3年間会えないまま勉学に勤しむことを余儀なくされたという。艱難辛苦に屈することなく、巨大な事跡を残した傑物たちの物語。

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写真:ワセダアジアレビュー No.27

早稲田大学台湾研究所 編

B5判 96ページ / 本体:1,600円+税(2025年4月18日発売)

 アジアについての研究成果を広く一般の読者に発信するジャーナル、リニューアル第2弾!
 特集①は「日台漫画論」。いまや、日本を代表する文化の一つでもあり、重要な輸出産業ともなっている漫画。その日本漫画の影響を汲みながら、WEBを舞台に新たな作品世界を開花させつつある台湾漫画。日本と台湾の漫画のいま・むかしを考えます。
 特集②は「学生運動を考える」。不確実な時代の今、学生運動について改めて考えます。歴史上、世界の至るところで、若者たちは主張し行動を起こしてきました。目的や方法、規模や結果の違いはあっても未来のために理想を求めたかれらの姿勢に注目、その事実を無駄にすることなく、理解と教訓を得るために多角的な検証を行います。『レッド』の作者、山本直樹氏のインタビューも掲載!
 そのほか、編集長インタビューにデヴィ・スカルノ夫人も登場するなど今号も盛りだくさんの内容です。

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写真:「よい市民」形成とアメリカの学校

宮本 健市郎・佐藤 隆之 著

A5判 418ページ / 定価:7,000円+税(2025年4月10日発売)

1890年代から1910年代、アメリカでは革新主義が潮流となるなか、「よい市民」の形成が試みられていた。子どもひとりひとりを尊重する進歩主義教育が台頭しつつも、一つの国家としての統一が目指されていた時代。「よい市民」形成という壮大な市民性教育の実験は、学校が社会と結びつき、その役割を変容させていきながら行われた。本書では遊び場運動、社会センターとしての学校、コミュニティ・センター運動、国旗掲揚の儀式、帰化プロジェクトの授業などをとりあげ、それらを主導したジョセフ・リー、クラレンス・A.ペリー、ジョン・デューイらの思想とともに、「よい市民」の理念と実態を考察する。対照的な「多様性の尊重」と「愛国心の教育」はどのように結びつき、実践されたのか。著者二人の約20年にわたる共同研究の集大成。

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写真:Courage and Determination

Administration and Technology Management Center for Science and Engineering, Waseda University

A5判 349ページ / 定価:4,000円+税(2025年4月3日発売)

 2023年12月に発売し大好評を博した『勇気と覚悟――視覚障害学生の実験教育における技術支援』の英語版。
 2019年4月、早稲田大学 先進理工学部に一人の全盲の学生が入学した。小学2年生の時に全盲となった彼女は、筑波大学附属視覚特別支援学校中学部、都立高校を経て、早稲田大学を受験。みごと現役合格を果たしたのである。
 はたしてどのようにすれば、全盲の学生に大学の実験科目を履修してもらうことが可能なのか。この課題に中心となって対応したのが、早稲田大学 理工学術院統合事務・技術センターの技術職員たちであった。つねに彼女に寄り添いながら、学内外のステークホルダーたちを巻き込みつつ、高等教育機関として実験科目を通じて彼女に何を伝えるべきか、という根本的な問題意識の下に奔走した彼ら。その現場からの報告。

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写真:Examining International Economic and Legal Governance in Asia-Pacific

Peking University-Waseda University Joint Research Initiative 編

A5判 349ページ / 本体:5,000円+税(2025年3月10日発売)

 早稲田大学・北京大学の教員・大学院生らによる共同研究交流会の成果論文集の2024年度版。東アジア・東南アジアの国際関係論に関する英語論文13本、漢字・漢語研究に関する日本語論文5本を掲載する。

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写真:青少年のリプロダクティブ・ヘルスと性教育

千葉 美奈 著

A5判 250ページ / 本体:5,000円+税(2024年12月24日発売)

 世界的に青少年の早期妊娠やHIV感染が増加するなか、青少年のリプロダクティブ・ヘルスをいかに保護するかが急務となっている。保護にあたって重要なのが包括的性教育(CSE)の取組である。しかしCSEは、それぞれの国における政治的論争や学校現場での支持不足などにより十分に実施できているとはいいがたいのが実情である。
 そんななかタイでは、学校を基盤とする質の高いCSEが実現された。なぜタイは成功したのか。同国の学校現場における調査・報告を通じ、効果的な性教育の普及のために必要な方策を考察する。青少年の保健教育に携わる教職員にとって、貴重な示唆に富む一冊。

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写真:核なき時代をデザインする

吉田文彦・遠藤誠治・佐藤丙午・真山 全 編著/中尾麻伊香・向 和歌奈・西田 充・牧野愛博・小伊藤優子・堀部純子・樋川和子・河合公明 著

A5判 368ページ / 本体:3,000円+税(2024年12月23日発売)

 専門知の結集により、核軍縮と安全保障をめぐる議論に新たな突破口を見出す。安全保障を損ねることなく、核なき世界を実現するための15の提言。
 「大事な点は、核抑止が『特定の環境』の下でのみ成り立つ『安定』である現実を直視して、半永久的に核抑止に依存する選択は国の安全も個人の安全も保障するものではないとの基本認識を、私たちの未来を考える起点にも終点にもすることである。」――本書第5章より

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写真:21世紀新版 マクドナルド化した社会

ジョージ・リッツア 著 / 正岡 寬司 訳

文庫判 688ページ / 本体:1,800円+税(2024年12月23日発売)

2008年10月に刊行し大好評を得た同名単行本が、満を持して文庫化! マックス・ウェーバーの近代合理化理論の現代版として展開される脱人間化社会の理論「マクドナルド化」。その骨子は、「効率性」「計算可能性」「予測可能性」「制御」の4つの次元にあったが、本書では原書が刊行された2004年当時の時代的要請に応え、「合理性のもたらす非合理性」という新たな次元についても検討が加えられている(7章)。さらには、グローバル化(globalization)が進行するなか、世界の均質化が進むいっぽうで新たな地域性も生まれるという一見矛盾する状況に対し、リッツアは「グローカル化(glocalization)←→グロースバル化(grobalization[リッツアによるgrowthからの造語])」と「存在(something)←→無(nothing)」という2つの座標軸を用いながらユニークな分析を加えたうえで、脱人間化社会に対する抵抗を試みる――真に人間らしい社会を希求する人びとにとって必読の書。

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写真:グラスランの経済学

山本 英子 著

A5判 248ページ / 本体:5,000円+税(2024年12月20日発売)

経済学を学問として認識した18世紀後半のフランス絶対王政期の活発な議論の中に重要な論客として関わっていた経済学者グラスラン。先駆的な主観価値理論にもとづく新しい市場社会を描き、農業を中心とする形而上学的な国家思想を説くフィジオクラシーに対し、グランスランは主観価値理論、土地所有交易論、累進的消費税案をもって批判する一方で、フランス東部の都市ナントの大規模な開墾と都市開発をも成功させた。国内で初めてグラスランの経済思想を追究した一書。経済学史におけるグラスランの存在感を際立たせる。

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写真:「忖度」なきジャーナリズムを考える

瀬川 至朗 編著

四六判 248ページ / 本体:1,800円+税(2024年12月13日発売)

権力や権威に屈することなく問題の本質を追うこと、ほかのメディアが報じなくてもニュースを伝え続けること、固定化した社会に諦観せず小さな声に光を当てること――社会を動かしたジャーナリストたちの軌跡をたどる。統一教会と政界の癒着、裁判所の事件記録廃棄問題、PFAS汚染、精神科病院の「死亡退院」、南米アマゾンの「水俣病」、新型コロナワクチンの健康被害、性加害問題において、どのような視点を持ち、取材、調査、報道をしていったのか。早稲田の人気講座「ジャーナリズムの現在」の講義録の最新版。

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