ホーム > 文学・芸術
内山 美樹子
A5判 462ページ / 本体 3,500円+税
十世若大夫・八世綱大夫の時代から、国立劇場による通し狂言の成果を経て、越路大夫・津大夫の充実期、国立文楽劇場の開場、吉田玉男の円熟期に至る、文楽のリアルタイムを記録する。2010年3月まで教鞭をとった早稲田大学を退職するにあたっての記念の一冊。
好評につき、発売直後に重版。
【毎日新聞2010年3月7日に書評掲載。評者:渡辺保氏】
【朝日新聞2010年3月12日夕刊に関連記事掲載】
【『クロワッサン』780(2010年5月10日号)(マガジンハウス)の「最近出版されたぜひおすすめの本」で紹介】
【『早稲田学報』1183(2010年10月号)(早稲田大学校友会)の「本と本棚」に書評掲載。評者:飯島満氏(東京文化財研究所無形文化遺産部)】
千川哲生
A5判 370ページ / 本体 3,500円+税
17世紀フランスの劇作家ピエール・コルネイユの悲劇と演劇理論の総合的な解明を目指し、この作家の細心で大胆な論争家としての一面を鮮やかに浮彫りにする。
篠田義明
A5判 246ページ / 本体 2,500円+税
英語で意思や用件やを正確に伝えるにはどうしたらよいのか。日本人が苦手にする英語の論理構成の基本を紹介し、Eメール・プレゼンテーション・論文・契約書などの英語を分かりやすく解説する。様々な状況に対応した、すぐに役立つ例文を満載する実践英語の決定版。
紅野敏郎編
A5判 478ページ / 本体 20,000円+税
星湖は小説「少年行」によって文壇に登場し、二葉亭四迷らに認められた。雑誌『早稲田文学』の実質的な編集者としても活躍。郷土の文化を深く見つめ直した文学者である。【限定300部】
伊藤洋
A5判 286ページ / 本体 4,600円+税
豪華な大広間で詩を朗読し、歌を唱い、音楽にあわせて舞踊をおどった宮廷バレエ。それはまたバロック劇にも通じていた。17世紀フランスの宮廷の世界を鮮やかに描き出す。
紅野敏郎
A5判 1094ページ / 品切れ
文学史構想の一歩手前で、楽しみ、凝視し、佇立する「文学誌」。本・人・出版社を含みこみ、文学史の山脈を遠望した研究成果。文学誌逍遥・文学誌百態・明治文学回顧録からなる全3部構成。
武田勝彦・田中康子編著
A5判 422ページ / 本体 6,602円+税
すべての長編・短編小説を取り上げ、立原小説の全貌を明らかにする事典。全四部構成、4196項目収録。Ⅰ鑑賞(120余項目) Ⅱ登場人物(2000余項目) Ⅲ舞台(1700余項目) Ⅳ参考(330余項目)。
武田勝彦
四六判 272ページ / 本体 2,800円+税
夏目漱石の小説を<東京>という観点から論じた漱石論。「吾輩は猫である」「三四郎」「それから」など七作品の舞台となった明治の東京を、綿密な時代考証と克明な調査によって再現する。
武田勝彦
四六判 290ページ / 本体 2,800円+税
漱石の中期・後期の小説「門」「こゝろ」「明暗」など6作品の舞台となった明治の東京を取り上げる。小説の登場人物とともに街を歩き、物語の世界を探索する。
吉村怜・大橋一章
A5判 180ページ / 本体 2,800円+税
歌人・書家として知られる會津八一は、美術史研究においても優れた業績を残した。その鑑認眼にかなった貴重なコレクションを図版とともに紹介し、波乱に富んだ半生を逸話を交えてたどる。