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福島 淑彦 著
新書判 222ページ / 本体:900円+税(2022年9月12日発売)
ダイバーシティ先進国であるスウェーデンには、積極的に移民を受け入れ、ジェンダー平等を推進してきた歴史がある。多様な人が尊重されるための制度が構築されており、男女間で差のない有給育児休業制度、ジェンダーの変更を合法的に許可する性別識別法は、世界で初めて導入された。人々が安心・安全に暮らせるスウェーデン社会は、透明性が高く、真の民主主義国家である。どのような社会であれば、暮らす人々が幸福を感じられるのか。スウェーデンの政治経済、国防、社会システムをなぞりながら解説する。
早稲田大学出版部 編
新書判 262ページ / 本体:900円+税(2022年6月8日発売)
長崎原爆の日(8月9日)に市長が読む「平和宣言」は通算73回に及ぶ。恒久平和を訴え「人類生存の道を残すため(中略)兵器用核物質の生産禁止、生物・化学兵器の廃絶、そして通常兵器の軍縮に取り組むべき」「人類と核兵器は共存できない」(1995年)と警告する。ウクライナ危機ではっきりした核抑止論の破綻。「巨大な破壊力があるから核は戦争を抑止する」という保有国の主張は根拠が崩れ、核の使用を阻んできたのは被爆者の存在であることが分かった。「被爆者のいない時代」が迫る今、「核に翻弄される世界」と「核のない世界」のどちらを選ぶべきか。自滅か生存か―。宣言全文に加え、田上富久市長のインタビューを収める。『「平和宣言」全文を読む―ヒロシマの祈り』の姉妹編。芥川賞作家・青来有一、長崎大教授・吉田文彦両氏の解説が、長崎平和宣言は「世界平和宣言」であることを明らかにする。
(制作協力:長崎市、長崎大学核兵器廃絶研究センター、長崎新聞社)
湯川 次義 著
A5判 895ページ / 本体:9000円+税(2022年4月15日発売)
敗戦直後からGHQの主導で行われた教育改革によって、男女平等の精神に基づく女性の大学教育が成立した。その後、1950年代初頭までの間、全国各地で女子大学の設置が相次いだほか、男子大学の共学大学化が進んだ。
日本における女性の大学教育の成立について、特性教育の行方にも言及しつつ、豊富な資料をもとに検証する。女子高等教育史に関心を持つすべての人、必読の書。
Koichi Negayama 著
A5判 269ページ / 本体:4,000円+税(2022年4月7日発売)【電子版】
かつては子どもが求めても、親の愛情は部分的にしか満たされなかった。だが少子化・家事の省力化が進んだ現代、母が子の要求をすべて満たせば愛情の過剰摂取になりかねない。動物行動学とフィールド研究が教える、ほどよいヒトの子育てのかたちとは。発達行動学の権威が全編英語でつづる。
【出版社から】
When purchasing Kindle Edition from overseas
→ https://www.amazon.com/dp/B09X552HKR/
この書籍には紙版もございます。ご購入は全国書店およびAmazonなどのネット書店にて承っております。
早稲田大学出版部 編
新書判 248ページ / 本体:900円+税(2022年2月25日発売)
平和ボケしているのか。それとも戦争ボケしているのか―。広島市長が毎年8月6日に読み上げる「平和宣言」は、戦争被爆国になった日本の「戦争の世紀」を思い起こさせる特別な機会。その基調は原爆死没者慰霊碑に刻まれた「過ちは繰返しませぬから」である。 「核の時代」に生きる私たちは、「戦争の世紀」に犯した過ちを繰返さないと言い切れるか。1947年の第1回平和宣言は「原子力をもって争う世界戦争は人類の破滅と文明の終末を意味する」「永遠に戦争を放棄して世界平和の理想を地上に建設しよう」と呼び掛けた。 それから75年。核兵器の削減は進まない。平和宣言全文に加え、歴代3市長のロングインタビューを収めた本書。核兵器禁止条約が2021年1月に発効したのを機に、核廃絶と世界平和実現の道筋を示す。待望の「平和研究・学習のためのテキスト」が誕生しました!!『「平和宣言」全文を読む―ナガサキの願い』の姉妹編。
(制作協力:広島市、広島大学平和センター、中国新聞社)
菅田 茂昭 著
A5判 151ページ / 本体:2,800円+税(2021年10月25日発売)
イタリア・サルジニア島の方言サルジニア語は、ロマンス語の一つである。他のロマンス語ではラテン語からロマンス語への変化の過程で消滅したものが、サルジニア語には残っていることが多く、サルジニア語はラテン語の原型をよくとどめているという特徴を持つ。
サルジニア島での現地調査の結果をもとに、サルジニア語の音声・文法・語彙・語形成を解説するほか、このことばがロマンス語圏にどう位置付けられるかを明らかにする。
【訂正情報】本書につきましては誤記がございました。お詫びのうえ、下記の通り訂正させていただきます。
『サルジニア語』正誤表.pdf
春口 淳一 著
A5判 304ページ / 本体:4,000円+税(2021年10月15日発売)
アフター・コロナを見据えて、大学はいま何をすべきか――。
在籍学生数1,000人足らずの小規模大学に注目し、その留学生政策の実態を検証するとともに、留学生の満足につながることが期待されるエンロールメント・マネジメント(学生が大学に入学し、在学し、卒業するに至るまで、学業面、生活面を大学側がフォローする試み)と日本語教育の役割について考察する。
留学生への教育・支援に携わる大学関係者、必読。
石野 由香里 著
A5判 312ページ / 本体:4,000円+税(2021年6月24日発売)
他者を演じることの持つ力、とりわけ、他者の立場に立つために演じることによる変容を見つめる。俳優としての経験を持つ著者が、役作りの過程で起こる変容は他分野に活かせると実感し、「他者をなぞるように演じる」方法を開発。この手法を授業や日常生活、さらに地域の活動において用いるようになった学生と、その周りの人々の変容の過程をたどる。「相手の立場に立ったつもりになる」のと「立つ」ことの違い、頭で考えるのと実際に身を置いて感じることとはどのように異なるのか。
身体をもって他者をなぞり演じることで、自他の「間(ハザマ)」に立ち、省察を経て自分の主観的なモノの見方の枠組みが変容していくという実践原理を解明し、現代社会の無関心、無理解、対立、差別が問題となる場面への応用可能性を示す。
松本 剛次 著
A5判 312ページ / 本体:4,000円+税(2021年4月23日発売)
21世紀型能力の育成を目指した日本語教育が実践できる教師は、どのように育成するか。
21世紀型能力というものを唱えながら、実際に行われているのはむしろそれとは反対のことではないか。ほかならぬ教師こそが、あるいは教師を教育するものこそが、「新しい」能力、21世紀型能力というものを掲げているにもかかわらず、それとは正反対の旧来型の能力観や価値観を再生産し、強化しているのではないか。
この現状を変え、日本語教育の場で21世紀型能力の教育を真に実現するための日本語教師研修モデルを提示する。
保﨑 則雄/藤城 晴佳 編著
A5判 229ページ / 本体:2,000円+税(2021年4月19日発売)
「知的な身体活動の具現化」として18年間にわたり実践されてきた早大・保﨑研の米国研修。研修のメインイベントは、「現地大学の学生たちを前に、日本文化に関するプレゼンテーションと、その後の質疑応答をすべて英語で行う」ことである。大半の学生たちにとって、すべてが未知の海外。かれらがときには協力しあい、ときには反発しあいながら試練を乗り越えていく姿を、教員・学生双方の報告から検証する。
(本書「はしがき」より)
「人の移動が極度に制限を受けている今こそ、海外研修について焦らず急がずに「準備」という形で、この時期にできること、すべきことを着実に確実に計画し、実行することが、とても重要です。身体の移動がかなわない時は、柔軟な思考や斬新なアイデアを創発させる時期なのです。
では、どのような準備をすればいいのか。海外渡航が再開されたときのためにそのヒントを、本書からつかんでいただければと思います。」